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●5月4日付ハーレツ「オルメルト氏:入植地は永遠にイスラエルの一部」: オルメルト暫定首相は、4日にクネセトでの承認を得るための新政府表明に際し、政策ガイドラインを提示した。その中で、西岸の主要入植地は永遠にイスラエルの主権の一部であると述べた。
●5月4日付シャルクル・アウサト「イギリス、フランスがイランの決議案を提示」: 中国とロシアの反対があるものの、イギリスとフランスが米国の支援を受けて、国連安保理に、イランに関する決議案を配布した。そこには、イランがウラン濃縮を中止しなければ、従わせるために必要と思われる不特定の追加措置を考慮する旨の文言があり、対イラン制裁の可能性があることを示している。国連憲章7章に基づいて作成された。 ●5月4日付エルサレム・ポスト「ファタハが新武装部隊を設置」: ハマスとアルカイダによるファタハ幹部を殺害するとの脅迫を受けて、ガザにおけるファタハの武装勢力が、ファタハ指導者を警護するための治安部隊を新設すると表明した。これに対し、内務省報道官は、驚きをもって、パレスチナ自治政府(PA)の治安部隊の99%がファタハに所属しているのに、なぜ新規の部隊が必要か理解に苦しむと述べた。最近、「タウヒードとジハド」を名乗るグループが、ガザで、アッバス議長などのファタハ幹部殺害とのビラを配布している。 <こぼれ話> 中東和平関連では、PAのアッバス議長が4日、マーリブ紙とのインタビューで、イスラエルとの和平交渉に関しては住民投票に掛けるつもりである、パレスチナ人自身に決定権があると述べた(5/4アルジャジーラ)。ハマスのハレド・メシャル氏は3日、ダマスカスで学生の集会で、自爆攻撃は自然権だと述べた(5/4バハレーン・トリビューン)。パレスチナとイスラエルの代表者を含む国際女性委員会のメンバーが3日、ニューヨークで国連高官と会談し、イスラエルとハマスの和平協議を継続するよう訴えた(5/4ハーレツ)。 イラン関連では、ラリジャニ最高安全評議会事務局長はアブダビで、湾岸諸国の指導者に向けて、イランのブシェール核施設が地域の危険性を高めているとの懸念は根拠がないと述べた(5/4バハレーン・トリビューン)。また、サウジのスルタン副首相兼国防相が3日、サウジおよび他の湾岸諸国に核技術を提供するとのイランの申し出を拒否、サウジはどの国からの核支援も不要と述べた(5/4アラブ・ニュース)。イラン軍報道官が3日、革命防衛隊司令官による、米国の攻撃への報復攻撃の最初の標的はイスラエルとなるとの発言は、個人の意見でありイラン軍の公式見解ではないと述べた(5/4ハーレツ)。 イラク関連では、アティーヤ国会副議長がガルフ・ニュースに対し、主流4党の中で、統一政府樹立のための閣僚ポスト配分が包括的合意に達したと述べた(5/4ガルフ・ニュース)。
by cigvi
| 2006-05-04 21:51
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