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複眼で見る中東報道


中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
by cigvi

8月7日に拾った「こぼれ話」

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(電子版)を中心に拾っています。

<中東和平関連>
・7日のアラブ外相会議に出席のためレバノンを訪問したシリアのムアッレム外相は6日、トリポリでレバノンのシャルーク外相と会談した。会談後、記者に対し、もしイスラエルの攻撃が継続するならば、シリアは地域戦争の可能性に対する準備はできている、と述べた。シェバア農地について、レバノン領として確定することに協力するかとの問に対し、シリアは2000年にレバノンの領地だと明言したと述べた。しかし、国連に正式文書を提出するかとの問については明言を避けた(8/7デイリー・スター)。
・7日、パレスチナ自治政府の副首相宛で、ラマラの自治政府ビルに届いた小包を開封した後、危険物質が含まれていたらしく、4人のパレスチナ人職員が意識を失い病院に運ばれた。自治政府当局者によれば、発送元にはテルアビブの住所が書かれていたという。ハニヤ首相自身は西岸に入っていない(8/7イェデオト・アハロノト)。
・東部州出身の1万人以上のサウジ人男女が、レバノンへのイスラエルの攻撃に際し、米国が不公平にイスラエルを支援していることを非難したブッシュ米大統領宛の書簡に関して署名した。その書簡と署名を、代表グループが、ダハランの米総領事に手渡した。署名者には著名な学者、ジャーナリスト、宗教関係者、芸術家などが含まれている(8/7アラブ・ニュース)。
・サウジアラビアの警察は8月5日および6日、東部州での最近の一連の親ヒズボラ・デモ(4日はカティフとサフワで数百人が参加)の後、少なくとも7人を拘束した。シーア派ウェッブサイトが拘束について報じた(8/6アルジャジーラ)。

by cigvi | 2006-08-12 20:43 | <こぼれ話>
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