複眼で見る中東報道


中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
by cigvi
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10月15-16日に拾った「こぼれ話」

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<パレスチナ、イスラエル関連>
・ハマス主導のパレスチナ自治政府のシアム内相は13日にダマスカスに到着し、シリアのアブデルマジド内相と、“警察の訓練”について協議した。シリア国営通信は詳細については報じていない(10/14アルジャジーラ)。

<レバノン関連>
・自由愛国運動(Free Patriotic Movement、FPM)は15日、ベイルートで大会を開催、同組織指導者のアウン氏は記者会見で、レバノンが現在の危機から抜け出すためには、まず、真の国民の代表者による政府を樹立すべきだと述べ、現政権を批判した(10/16デイリー・スター)。

<シリア関連>
・スペインのモラティノス外相は14日、シリアを訪問し、バッシャール・アサド大統領と地域情勢などについて協議した。同外相は、今回の訪問はEUを代表してではなく、スペインの外相としてのものだと述べた(10/15シリア・タイムズ)。

<ヨルダン関連>
・ヨルダンの高官筋がシャルクル・アウサトに語ったところによると、イラクのAl-Qadisiyah国境検問所で12日に起きた車爆弾の爆発を受け、ヨルダン治安関係者が同検問所を訪問し、爆発物がヨルダンに入るのを避けるため、イラク側と検問所の治安強化で合意した(10/14シャルクル・アウサト)。

<イラク関連>
・首席検察のRaid Juhi氏は15日、ジェノサイドに関するサッダーム・フセイン等の判決は、11月5日に下される予定だと述べた(10/16ガルフ・ニュース)。
・イラク政府は15日、イラクとイランは治安と情報に関しより緊密化するため、ワーキング・グループを立ち上げたと表明した。イラクの国家治安顧問のルバイエ氏とイランのGholam Hossein Mohseni Ejei治安情報相が最近、事前協議を行っていた(10/15ハリージュ・タイムズ)。

<アラビア半島関連>
・サウジ国境警備隊のTalal Anqawi長官がシャルクル・アウサトに語ったところによると、サウジ・イラク間国境を越えてくる不法侵入者の数は、過去2,3年と比して30~40%減少したと述べた。また同長官は、これはイラク周辺諸国の内相会議の努力と、イラク側の理解の賜物だと述べた(10/16シャルクル・アウサト)。
・UAEは16日、閣議で、収支バランスの取れた2007年度予算を承認した(歳出額284億2500万Dh)。2007年度の強化部門として教育部門が33%増(71億Dh)、次いで、治安・司法部門が15.7%増(33.7億Dh)となっている。

<北アフリカ関連>
・エジプトの治安筋が14日に語ったところによると、13日にカイロ北部でムスリム同胞団のメンバー8人を、不法組織に所属し反政府パンフレット所持の容疑で逮捕した(10/14ハリージュ・タイムズ)。

<その他>
・高位のイスラム法学者たちが、教皇ベネディクト16世の率直な対話の呼びかけを受け、同教皇宛の公開書簡を書いた。同教皇によるイスラムについての問題となった発言に関し、教皇が出した遺憾だとの声明を受け入れるとの内容。また、教皇のコーランに関する誤った解釈を批判する内容も含まれている。同書簡は13日、Islamica Magazineのウェブサイトで公開された。エジプト、オマーン、トルコなどのグランド・ムフティーやアヤトラ、ヨルダンのPrince Ghazi Bin Mohammad Bin Talal、欧米のイスラム法学者などが参加(10/15アラブ・ニュース)。
・15日付スペインのエル・パイス紙が報じたところによると、2001年の9.11同時テロと2004年のスペインの列車テロに関わったアルカイダの指導者の一人とみなされているMustafa Setmarian(48歳、スペイン国籍を持つシリア人)が2005年10月にパキスタンで拘束され、現在CIAの監房に入れられているという。パキスタンおよび欧州の治安関係者が同紙に語った(10/15シャルクル・アウサト)。
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by cigvi | 2006-10-17 13:50 | <こぼれ話>
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