複眼で見る中東報道


中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
by cigvi
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11月14-16日に拾った「こぼれ話」

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<イスラエル、パレスチナ関連>
・Dahaf Instituteが実施したイェデオト・アハロノトの世論調査(505人が回答)によると、イスラエル人の71%がDan Haiutz参謀総長は辞任すべきと考えている。もし同参謀総長が自発的に辞めないのであれば、政府が辞めさせるべきだと58%が考えている。また、ペレツ国防相に関しても、72%が他の人物に変わった方が良いと考えている(11/15イェデオト・アハロノト)。

<レバノン関連>
・レバノンのラフード大統領は15日、内閣向けに声明を出し、国連のハリーリ前首相暗殺事件の容疑者を裁く国際法廷設置計画を同内閣が承認したことを弱腰で価値のないものだと非難し、大統領は国際条約に関する交渉をリードし、首相と協力してそれを承認する唯一の権限者であると述べた(11/16デイリー・スター)。また、同大統領は、国内の緊張を緩和し、外国勢力がレバノンに介入するのをやめさせるために国民統一政府の樹立を急ぐよう要請した(11/16デイリー・スター)。

<シリア関連>
・シリアの政府系新聞ティシュリーンは14日付の社説で、シリアは米国に誠意を持って手を差し伸べておりボールは米国側にあるとし、米国の中東政策の転換の可能性を歓迎する旨報じた(11/14ハーレツ)。

<イラク関連>
・スレイマニヤで、10カ国および多数の企業(クルド自治区や他のアラブ諸国などの外国企業)の参加のもと4日間の国際貿易フェアーが開催された(11/13アッザマン)。

<イラン関連>
・14日付英紙デイリー・テレグラフは、匿名の欧米の情報関係の高官の話として、イランのアハマディネジャド大統領が、アルカイダのナンバー3に、親イランのSaif Al Adelを据えるよう説得を試みていると報じた。Adel(46歳)はエジプト出身(元エジプト軍特別部隊の大佐)で、80年代のソ連のアフガン侵攻後にアルカイダに加わった。米軍のアフガン侵攻によってイランに逃亡し、テヘランで軟禁状態(ビンラディンの2人の息子SaadとMohammedと同居)にあるといわれている。米国連邦局の22人の最重要指名手配リス津にも載せられている。また、同紙は、イランの革命防衛隊がヒズボラなどの訓練に使っていた施設内でアルカイダの訓練を実施しているとも報じた(11/14ハリージュ・タイムズ)。
・イランのハーメネイ最高指導者は14日、レバノンのベッリ国会議長、およびヒズボラとアマルの代表者からなる代表団との会合で、今年夏のイスラエルとの33日間の抵抗運動でのレバノン人民の勝利をたたえた(11/14イラン・デイリー)。
・イランの改革派法学者Mehdi Karroubi師は公開書簡で、憲法擁護評議会に対し、専門家会議(12月15日に予定)の選挙に立候補を望んでいた人物のほぼ半数を振り落とす際の不公正さと誤審があったと非難した(11/15ハリージュ・タイムズ)。

<アラビア半島関連>
・GCC内相会議が13日、アブダビで開催され、テロリズムとの対決のための地域統合計画の必要性とテロ撲滅と関連問題の取り扱いのための常設パネルを設置するとの結論を出した(11/14アラブ・ニュース)。
・アブダビで13日に開かれたGCC労働相会議で、この6カ国の懸念事項のトップは失業問題であることが明らかになった。GCC諸国の労働相は、より多くの雇用を創出し、外国人労働者を削減するための統一労働市場を設置したいと語った(11/14ガルフ・ニュース)。
・サウジアラビアのナイーフ内相はクウェイト紙Al-Anbaaとのインタビューで、イラクとの国境の治安防御壁(二重の有刺壁、リモートセンサーと温感カメラ設置、135のゲート)の建設は来年から開始すると述べた。米軍によると、イラクの外国人武装勢力3000人のうち12%近くがサウジ人だという(11/14シャルクルアウサト)。
・駐カタル米国大使は13日、記者会見で、米中央軍司令部の本部をカタルの新設の拡張した施設に移転すると述べた。同大使は、Camp Al Sayliyyaは数年間のための一時基地である、カタルと米国はAl Udeid空軍基地の施設を拡張するつもりだと語った(11/14ガルフ・ニュース)。
・オマーン軍は13日、Muaskar Al Murtafa’a要塞で、主要な遠距離通信(Ghazal 10と名付けられている)を開始した。これにより、国内のキャンプ、基地がネットワークでつながれた(11/14ハリージュ・タイムズ)。
・オマーンのカブース国王は14日、「知識と行動は分かちがたい」と語り、私立大学に支援を与え、私立大学の新設を歓迎すると述べた(11/15ハリージュ・タイムズ)。

<北アフリカ関連>
・エジプトのアレキサンドリアで12日に開催された会議(主催the Organization of High Administrators in Alexandria)で、400人以上のイスラム法学者が、エジプト政府に対し、核開発を再開し、A’Dab’aに原子炉の設置をするよう求めた。また、特にイスラエルのパレスチナ占領地への大量殺戮についてより積極的外交をするよう求めた(11/13シャルクルアウサト)。

<その他>
・トルコの国営アナトリア通信社が15日に報じたところによると、Ilker Basbug陸軍司令官はフランスとの軍事的関係を一時停止していると述べた(11/15アルジャジーラ)。
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by cigvi | 2006-11-18 14:25 | <こぼれ話>
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