複眼で見る中東報道


中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
by cigvi
以前の記事
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
検索
お気に入りブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

11月17-22日に拾った「こぼれ話」(2)

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<イラク関連>
・クウェイトとイラクは21日、両国の国境に関する将来の協議のためのガイドラインに合意し、覚書に署名した。協議内容には、国境警備、イラクの土地所有者への保障、国境油田、アブドッラー湾の海上国境警備などが含まれる(11/22クウェイト・タイムズ)。
・イラクのシャハリスタニ石油相によると、トルコの末端施設に日量1億バーレル以上のイラク原油を送るために使用されていた2本のパイプラインは、武装勢力による度々の攻撃と修理不足により、使用不能となった。同パイプラインが使えなくなったことにより、北部の油田からペルシャ湾の末端施設へ送ったり、南部の油田からトルコの末端施設へ送ったりできる輸送の柔軟性が失われた(11/18アッザマン)。
・イラクの通商省は、主に治安上の理由から国内の主要な食糧倉庫を使用しないことの決定を下した。現在イラク人が受け取っている配給食糧はサッダーム政権時よりも少ない。同省は、食糧輸送車への多数の攻撃や高速道路の治安の悪化、そして配給食糧を引き渡す際の官僚的な面倒な手続を非難している。食糧倉庫の合併は、主にアンバル州、バグダード西部、サドルシティーでなされている(11/17)。
・イラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)のシューラ評議会のメンバーであったAli Adhadh氏(長らくSCIRIのジュネーブ代表も務めていた)が18日、バグダードの西部のスンニー派多数地域を車で通行中に夫人とともに銃殺された。同氏は、ジュネーブの国連機関の大使として赴任予定であった(11/19ヨルダン・タイムズ)。

<イラン関連>
・ライス米国務長官は、最近会った欧州の政治家や外交官に対し、米国がイランに対する軍事行動を実施できない理由として、平和的方法で危機を解決したい、イランの各施設のすべてを破壊することは不可能、標的の正確な情報が不足しているという3つを挙げた。また、ブッシュ米大統領は、数週間前にシラク仏大統領と会った折、イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性は否定すべきでないと述べ、そうした攻撃がなされたならば、それを理解するとした。ライス長官は同様の表明はしなかった。一方、フランス政府高官が最近イスラエル政府高官と協議を持った際、イランは2007年の春までに核開発において“引き返すことの出来ないポイント”に達する可能性があると述べた(11/20ハーレツ)。
・CIAの機密評価文書草案によると、米国政府が断言しているようなイランが核兵器を開発するために秘密裏に行動している確固とした証拠は見つかっていない、とSeymour Hersh氏が11月27日付のニューヨーカー誌に記事を書いた(11/19ハリージュ・タイムズ)。
・イラン国営通信が18日夜に報じたところによると、イスラム革命防衛隊司令官Yahya Rahim Safavi少将は、イランは2000kmはなれた敵を攻撃する能力があると述べた。イランは2週間前に実施した大規模演習(偉大なる預言者2)で、地対地ミサイルのシャハブ3を発射した(11/19イェデオト・アハロノト)。
[PR]

by cigvi | 2006-11-24 00:52 | <こぼれ話>
<< 11月17-22日に拾った「こ... 11月17-22日に拾った「こ... >>