複眼で見る中東報道


中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
by cigvi
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2007年1月1-4日に拾ったこぼれ話

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<東地中海関連>
・イスラエルの国会(クネセト)は3日遅く、2007年度の国家予算(2945億NIS)を可決した。賛成63、反対31、欠席6(1/4ハーレツ)。
・the Dahaf Institute for the Knesset Channelが実施した世論調査(420人が回答)によると、イスラエル人の77%は首相としてのオルメルト氏の実績に不満足であることが分かった。同首相の指導者としての技量については、69%が良くないと答えた。オルメルト首相が何をすれば評価を上げるかとの問には、45%がペレス国防相の更迭、と回答した(51%は同国防相を更迭しても評価は変わらないと回答)。レバノン戦争(2006年夏のイスラエル・ヒズボラ紛争)については、80%が開戦の決断をする前に適切に全ての検討が為されたとはいえないと回答したが、56%が戦争は正当なものだったと答えた(1/3イェデオト・アハロノト)。
・テルアビブ大学の中東戦略研究所が出した「The Middle East Strategic Balance 2005-2006 survey」は、昨年の間に中東地域の安全性と安定性への脅威が増大した、その要因は、パレスチナ問題の進展の欠如、国際テロとイスラム過激派との戦いでの成果のなさ、米国によるイラク安定化の失敗などだ、としている。また、レバノン戦争はイスラエルの戦略的問題と不安定性を表面化させ、イスラエルの意思決定における国防軍の脆弱性を暴露した、と述べている(1/2イェデオト・アハロノト)。
・Al-Akhbar紙とロイターが3日付で報じたところによると、サウジアラビアのアブドゥッラー国王は先週、ヒズボラ高官とレバノンの政治危機について初めて協議を持った。高官筋がロイターに語ったところによると、ヒズボラ副指導者Sheikh Naim Qassem師と辞任した電力・水問題相Mohammad Fneish氏が12月26日にサウジが用意したジェット機で、国王とサウド外相との会談のため、ジェッダに向かったという(3日間の訪問)。同高官は、今回の会談は両者の関係にとって良いサインではあるが、明確な進展はなかったと述べた。また、Al-Akhbar紙は、サウジはナスラッラー師も先週メッカ巡礼に招待したと報じた。同高官は治安上の見地から回答を拒否した(1/4デイリー・スター)。
・シニオラ・レバノン首相がトルコ・デイリー・ニュースとのインタビューで語ったところによると、同首相は3日、同国を訪問したトルコのエルドアン首相に、イランおよびシリアにレバノンへの介入をやめるよう説得するための特別の支援を依頼した。エルドアン首相は記者団に対し、トルコは単独の仲介者にはならないが、地域関係国に依頼されれば行動もありえると述べた(1/4トルコ・デイリー・ニュース)。
<イラク関連>
・イラクの有力なTamin部族(シリアやヨルダンにも広がりを持つ)の部族長Sheikh Hamed Mohammed Suhail氏(享年75歳)の葬儀で、遺体が略奪され、バグダードのビルの屋上から放り投げられた。同氏の甥(同部族の指導者)がAFPに語った。その甥によると、Mohammed Suhail氏はスンニー派であったが、Tamin部族の3分の2はシーア派であり、同氏はバグダードのコミュニティーの和解に努めてきた穏健な人物として知られていた。甥は、マフディー軍の仕業だと非難している(1/3ハリージュ・タイムズ)。

<アラビア半島関連>
・3日付Al-Watan紙が報じたところによると、サウジアラビア関税長官Saleh Al-Barak氏は、同国はイスラエルで作られた物品の輸入を許可してはいない、と述べた。この規則を破ったケースはこれまで限られた数しかない、また破ったのは輸入業者ではなく個人のみだと語った(1/4アラブ・ニュース)。

<その他>
・イラン国営ラジオが3日、報じたところによると、Kazem Vaziri Hamanehイラン石油相が、この冬の自国の需要の増加をまかなうため、トルコへの天然ガスの供給を停止したと述べた(1/4トルコ・デイリー・ニュース)。
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by cigvi | 2007-01-04 23:38 | <こぼれ話>
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