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複眼で見る中東報道


中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
by cigvi

2007年3月20-23日に拾ったこぼれ話(1)

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<中東和平関連>
●Israel Religious Action Centerが実施した世論調査(対象者は502人、成人のイスラエルのユダヤ教徒)によると、39%のイスラエル人がアラブ人の隣人を望まないと答えた。アラブ人閣僚については31%が強く反対、21%が肯定的。アラブ人の大統領は考えることもできないとの回答は83%、わずか13%が可能性について考えることはできると答えた。最も差別されているのはエチオピア移民との回答が37%、次いでアラブ人が21%。10年前と比べてイスラエルは人種差別的になっているかとの問には37%がイエスと回答した。(3/21イェデオト・アハロノト)
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3379317,00.html 
●パレスチナの新統一政府は22日、いわゆるカルテットの21日の、暴力の放棄とイスラエルの承認と引き換えに直接援助を再開するとの申し出を拒否すると述べた。パレスチナ大統領府のNabil Abu Rudeina報道官が表明した。(3/22アルジャジーラ)
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/C8A84DEE-98F6-47AF-B304-9F216722FC20.htm 
●パレスチナ自治政府のアッバス大統領が19日にダーラン(Mohammad Dahlan)を、自身の自治区治安顧問に指名したことに対し、ハマスのFawzi Barhoum報道官はパレスチナの法に反するとの非難声明を出した。(3/20アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=4§ion=0&article=93872&d=20&m=3&y=2007 

<その他の地中海地域関連>
●シリアの報道が22日に伝えたところによると、シリアのバッシャール・アサド大統領はオマーンのアルワタン紙のインタビューで、イラン政府とはイラン・GCC諸国間の絆の重要性について繰り返し協議してきた、この2つの強いつながりは重要であり、それはシリアにも利益となる、と述べた。(3/22IRNA通信)
http://www2.irna.ir/en/news/view/line-203/0703220259165648.htm

by cigvi | 2007-03-23 23:04 | <こぼれ話>
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