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複眼で見る中東報道


中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
by cigvi

2007年4月1-2日に拾ったこぼれ話(2)

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<中東和平関連>
●イスラエルのオルメルト首相は、4月1日発行のタイム誌とのインタビュー(29日に実施)で、シリアとの交渉を再開することは可能だと考えている旨語った。(4/1イェデオト・アハロノト)
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3383535,00.html 
●ファタハはガザ地区での新治安組織(特別部隊、Special Force)を樹立し、1400人をリクルートし、うち1000人はすでに軍事訓練に入っている。ファタハは更に1000人をリクルートする予定である。同組織のトップは、第1回目のインティファーダにおける有名な指揮官Sami Abu Samhadana氏である。その一部は、大統領警護隊の一部とともにエジプトで訓練を受けている。(4/1ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/844277.html 

<その他の東地中海関連>
●イスラエルのオルメルト首相は4月1日、エルサレムでのメルケル・ドイツ首相との記者会見で、米国がイランを攻撃すると同時にイスラエルがシリアとレバノンを攻撃するという計画があるとの話しは、私には初耳であり、単なるうわさである旨と述べた。(4/1アルジャジーラ)
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/0975E4F1-3514-4A25-898E-36EE685A6F12.htm
●ヨルダンのKhaled Sharidaエネルギー相(ドイツで原子物理学博士号を修得)は4月1日、ヨルダンは2015年までに最初の原子力プラントを建設するつもりであり、現在プロジェクト遂行のためのタイムテーブルを作成中だと述べた。同相はまた、太陽エネルギーおよび風力エネルギープロジェクトにも着手するつもりだと語った。1日付アルハヤト紙によると、ヨルダンの大学では核施設運営に備えて、同分野の講義を開始している。(4/2ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/844962.html 

<イラク関連>
●イラクのバアス党排除委員会を率いているアフメド・チャラビー氏は4月1日、ナジャフで大アヤトラのシスターニ師に面会し、元バアス党員(フセイン政権時に政府や軍に従事していた者などを除く)の職場復帰や年金受け取りを許可する法案について協議した。同氏はその後、他の3人の大アヤトラとも面会した。同氏によると、大アヤトラたちは犯罪者たちをイラクの主要なポストにつかせるのは危険だと述べたという。(4/2シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=8507 
 

by cigvi | 2007-04-04 00:18 | <こぼれ話>
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