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*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。
<イラク関連> ●国連安保理は、イラクのシバリ外相の要請に続いて、イラクでの多国籍軍の駐留延長を確定した。安保理は2006年12月31日に1年間の駐留延長を決定していたが、今年6月15日までに同決定を見直すことになっていた。(6/14アルジャジーラ) http://english.aljazeera.net/NR/exeres/32FDCBFD-5E06-40A0-B25B-2B8CCBD1A5D3.htm ●イラク・イスラム最高評議会(SIIC)の中央シューラ評議会メンバーのRida Jawad Taqiy氏は13日、シャルクル・アウサトに対し電話で、ハーキム師に代わる同組織の指導者の候補についての協議はされていない、と述べた。そして、ハーキム師は12日にイランで2回目の化学療法を受けた、担当医は楽観視している、と語った。さらに、Taqiy氏は、同師の息子のアマル・アル・ハーキムは現在、Shahid al-Mihrab基金(国連関連)などについての協議のためにニューヨーク訪問中だが、政治的な目的は全くない訪問だと述べた。(6/13シャルクル・アウサト) http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=9261 ●ムクタダ・サドル派の国会議員は13日、サマラのシーア派の聖廟への爆破攻撃後、マリキ政権が同聖廟をはじめスンニー派及びシーア派の全てのモスクなどを再建するためのしっかりした方策をとるまで、国民議会への参加を見合わせる、と表明した。(6/13ハリージュ・タイムズ) http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/focusoniraq/2007/June/focusoniraq_June54.xml§ion=focusoniraq ●イラクのタラバニ大統領は12日、バグダードを訪問したネグロポンテ米国務次官とイラクの最近の政治および治安状況について協議した(サターフィールド・イラク問題上級顧問、クロッカー米大使同席)。同次官は、同大統領との協議前にマリキ首相とも協議、同首相に米政権のイラク国民と政府への支援について繰り返し述べた。マリキ首相は、石油・ガス関連、バース党員の地位関連、地方議会関連の法案作成に努めている旨を伝えた。(6/12ボイス・オブ・イラク) http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=48074&NrIssue=2&NrSection=1 ●12日、クート市議会が主催した第6回部族長会議で、ワシト州の400人の部族長が治安を支援し、法を尊重するとの書面に署名し、多国籍軍に拘束されている罪のない市民の釈放に努力することで一致した。(6/12ボイス・オブ・イラク) http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=48061&NrIssue=2&NrSection=1 ●ファロン中央軍司令官は10日、バグダードでのマリキ首相との会談(クロッカー米大使、ルバイエ・マリキ首相国家安全保障顧問が同席)において、同首相に、「次回(9月)の報告書を核に当たって7月中に状況の進展を示す必要がある」と述べ、イラク政府は石油法を来月までに成立させなければならないとした。タイムズ紙(記者が同会談に同席)がウェブサイトで報じた。(6/12ハリージュ・タイムズ) http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/focusoniraq/2007/June/focusoniraq_June49.xml§ion=focusoniraq&col= ●イラク国民議会はマシュハダニ議長の解任を可決した。同議長は直ちに辞任するよう申し渡されたが、未熟な議会によって違法な決定を下されたとして、これを拒否した。同議長はしばしば議員と怒鳴りあう姿がテレビ放映されている。(6/11アルジャジーラ) http://english.aljazeera.net/NR/exeres/5FD49F64-ED3D-4FFF-B849-9E76B6C8AB74.htm <アラビア半島関連> ●サウジアラビアのアブドラ国王は、同国の法に従い、適格で科学的分野で専門性を有する多くの登録者に対し、サウジの市民権を与えるよう指示した。ナイーフ内相はこれを確認し、直ちに実施されることになるだろうと述べた。(6/14ハリージュ・タイムズ) http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2007/June/middleeast_June247.xml§ion=middleeast&col= ●カタルのハマド首長は13日にエジプトを訪問し、中東和平問題などについてムバーラク大統領と協議した。(6/14ガルフ・タイムズ) http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=155136&version=1&template_id=57&parent_id=56 ●バハレーンの内務省は、同国と米国は12日、情報の交換、国境および移民に関する安全強化に関する協定に署名した。(6/13ガルフ・タイムズ) http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=154941&version=1&template_id=57&parent_id=56 ●サウジアラビアのバンダル前駐米大使(現在、同国の国家治安責任者)は12日、英国のBAEシステムズから武器取引に関して多額の賄賂を受け取ったとのメディアの報道を否定し、自分が受け取った基金はサウジ政府に渡っていると主張した。(6/13アラブ・ニュース) http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=97436&d=13&m=6&y=2007 <北アフリカ関連> ●エジプトの検察筋が15日に語ったところによると、エジプト政府は、パレスチナ人とともにイスラエルと戦うための若者のリクルートと、ナイル・デルタにある裁判所の合同庁舎の爆破を計画していた14人の男性を告訴した。彼らはタンタのデルタ・シティーに拠点を置くジハード組織で、3ヶ月の間、告訴されないまま尋問のため拘束されていた。回路の独立系新聞アルマスリ・アルヨウムによると、同組織のメンバーは起訴状を否定している。(6/15ハーレツ) http://www.haaretz.com/hasen/spages/871512.html ●エジプト与党の国民民主党は、11日に実施されたエジプトのシューラ評議会選挙に勝利した。ムスリム同胞団系の立候補者は1議席も獲得できなかった。(6/12アルジャジーラ) http://english.aljazeera.net/NR/exeres/8868F551-F38B-400D-BCD0-5349D31CBDB9.htm <トルコ関連> ●ディヤルバクルの繁華街で15日、バス停近くのゴミ箱の中で爆弾が爆発し、7人が負傷した。(6/16トゥデイズ・ザマン) http://www.todayszaman.com/tz-web/detaylar.do?load=detay&link=114228 ●イスタンブルの洋品店の外で小規模な爆弾が爆発し、14人が負傷した。(6/11シャルクル・アウサト) http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=9230
by cigvi
| 2007-06-17 23:14
| <こぼれ話>
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