複眼で見る中東報道
2008-05-20T09:53:32+09:00
cigvi
中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
Excite Blog
こぼれ話について
http://cigvi.exblog.jp/8139827/
2008-05-20T09:52:00+09:00
2008-05-20T09:53:32+09:00
2008-05-20T09:52:51+09:00
cigvi
お知らせ
「こぼれ話」は、現在、CIGVI地球村研究所のウェブサイトに移行中です。
そちらをご覧いただければ幸いです。
↓
http://park1.wakwak.com/~cigvi/]]>
2008年2月24-29日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/8139773/
2008-05-20T09:41:00+09:00
2008-05-20T09:44:40+09:00
2008-05-20T09:42:05+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<中東和平関連>●UAEのマクトゥーム副大統領兼首相は27日、ドバイを訪問したパレスチナ自治政府のファイヤド首相よりパレスチナの現状についての説明を受けた。同副大統領兼首相は、パレスチナの治安強化とパレスチナの人々の生活状況改善、パレスチナ国家樹立の夢を達成することの必要性を強調した。(2/28ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/theuae/2008/February/theuae_February998.xml§ion=theuae&col=
●パレスチナ自治政府のアッバス大統領は2月27日付アルハイヤート紙のインタビューで、アルカイダはガザに存在しており、(ハマス)はアルカイダの同盟者だと確信していると述べた。今年1月にはこれまで知られていなかったグループがガザ地区のアメリカン・インターナショナル・スクールを荒らした後に、「Army of Believers, Al-Qaeda in Palestine Organisation」の署名が残されていた。(2/27シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11916
●ハーレツが2月27日に実施(監督:テルアビブ大学のCamil Fuchs教授)した世論調査によると、64%のイスラエル人が、停戦と拘束されているイスラエル兵Gilad Shalit氏の解放のためにガザのハマスと直接交渉を行うべきと回答した。直接交渉への反対は28%。(2/28ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/958443.html
<その他の地中海関連>●シリアの外務省筋がシャルクル・アウサトに語ったところによると、シリアは予定通りダマスカスでのアラブ首脳会議の準備を続けていると断言する一方、ムアレム外相はUAE、オマーン、カタルに招待状を渡すために湾岸地域を訪問中だと述べた。また同筋は、サウジアラビアへの招待状を出す日程はまだ決まっていない旨述べた。既に、エジプト、チュニジア、リビア、アルジェリア、モロッコ、モーリタニア、スーダン、イエメン、イラク、ジブチ、ヨルダン、パレスチナ自治政府、クウェイトには招待状が届けられている。(2/27シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11922
●ヨルダンのアブドラ国王は2月24日、クウェイトのサバーハ首長と二国間関係強化について電話会談を行った。ヨルダン王室が発表した。クウェイトのヨルダンへの投資は60億ドル以上に達している。(2/25ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/index.php?news=5941
●ヨルダンのペトラ通信が報じたところによると、ダマスカスにおいて2月23日、地域のエネルギー協力について協議するためエネルギー相会議が開催された。ヨルダン、エジプト、レバノン、トルコのエネルギー相がシリアのオトリ首相と送電とエネルギー問題などについて協議した。エジプトの天然ガスパイプライン計画についても協議された。(2/24ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=5917
<イラク関連>●イラク駐留米軍の報道官Brad Leighton少佐は25日AFPに対し、最近14人のイラン人を多国籍軍が拘留した、それぞれの拘束日時は現在のところ確かではないと述べた。また米中央軍のフロリダ本部から、国連安保理決議にしたがって、緊急の治安上の脅威によりイラン人たちを拘束したとの声明が出された。(2/25ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/focusoniraq/2008/February/focusoniraq_February97.xml§ion=focusoniraq
●アル・イラキーヤ・テレビが報じたところによると、イラクのマリキ首相は24日、定期健診のためにロンドンに向け出発した。同首相は約2ヶ月前の2007年12月29日にも定期健診でロンドンを訪問している。(2/24ボイス・オブ・イラク)
http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=70706&NrIssue=2&NrSection=1
<イラン関連>
●イランの元核交渉責任者のハサン・ロウハニ師は2月27日、テヘランでの外交政策に関する会議でのスピーチで、イランはより柔軟性を示し、国際社会との対話を求める必要があるとして、粗野なスローガンの表明とスタンドプレーは外交政策ではないとアハマディネジャド大統領の政策を批判した。ロウハニ師は現在、外交問題研究戦略センター(ラフサンジャニ師が議長を務める専門化評議会の)の理事を務めている。(2/28ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=6013&template_id=37&parent_id=17
●強硬派のウェブサイトNosaziを運営しているHassan Nobakhtianが、故ホメイニ最高指導者の孫への先例のない個人攻撃を行った廉で逮捕された。Fars通信が伝えた。(2/25ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/February/middleeast_February296.xml§ion=middleeast&col=
<アラビア半島関連>
●UAEのスウェイディ中央銀行総裁は、アル・イッティハド紙に、米ドルは記録的下落の後に回復が期待されることから、ディルハムを対ドルで切り上げる必要はないと述べた。(2/29ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/theuae/2008/February/theuae_February1030.xml§ion=theuae&col=
●サウジアラビアは近年国内だけでなく海外での教育も奨励している。サウジ開発基金(SDF)は中国北西部の甘粛省の天水市に教育プルジェクトに2500億ドルのローン供与で合意している。SDFによると、ローンは天水市の3つの学校のための教室、実験室、図書館、体育館、寮の建設に当てられる。SDFと中国の協力関係は2002年に開始、中国の5つの教育プロジェクトに総計1億2200万ドルの優先ローンを供与してきた。また、今年1月には、アブドラ国王奨学金プログラム(3年目)の一環として、3000人の男女学生がオーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、米国、英国、フランス、ハンガリー、オランダに勉強のために出発した。今後300人程度のサウジ人大学生がイタリアのいくつかの大学での短期留学(約半数はミラノ)に行くことになっている。韓国の大学へは80人以上が留学している(5年間、2月のサウジ・韓国間の協定に基づく)。2007年には138人の学生が高等教育を受けるためにインドに留学した。一方、サウジアラビアの大学ではシューラ評議会で通った法律に沿って、学生同盟が作られることになる。(2/29ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/February/middleeast_February347.xml§ion=middleeast&col=
●サウジアラビアのサウド外相は2月27日インドを訪問し(2日間)、翌28日、同国のマンモハン・シン首相と会談を持った。(2/29アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=107349&d=29&m=2&y=2008
●サウジアラビアのサウド外相は2月27日より2日間インドを訪問し、28日にマンモハン・シン・インド首相と会談を持った。また同外相はインドのMukherjee外交問題相と、マンモハン・シン首相のサウジ訪問日程(2006年のアブドゥラ・サウジ国王がインドを訪問)、相互投資の促進などについて協議した。(2/29シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11924
●UAEのSultan bin Nasser Al Suwaidi中央銀行総裁は、2月28日付のAl-Ittihad紙で、ドルは強さを取り戻しつつあり、今、ディルハムのドルペッグ中止を話す時ではない、ドルペッグ制はUAEの経済を利してきたし、外国投資の呼び込みや興行および観光産業の成長を助けてきたと述べた。また、同総裁はドルペッグ制が2010年に予定されているGCC統一通貨に向けての準備に資すると述べた。この発言に先立つ2月25日、アブダビで開催された会議で、米国のグリーンスパン前連邦準備理事会議長が、GCC諸国はドルペッグ制を止めた方が良いのではと発言していた。(2/28ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticle.asp?xfile=data/theuae/2008/February/theuae_February999.xml§ion=theuae
●サウジアラビアのアブドゥラ国王は2月27日、リヤドを訪問したヨルダンのアブドラ国王と会談を持った。同会談では、レバノン情勢、3月末のシリアでのアラブ首脳会議、パレスチナ情勢が中心に話された。外交筋によると、アブドラ・ヨルダン国王は2月28日からの米国訪問に先立ち、サウジ指導者と協議を行うためにリヤドを訪問したとのこと。(2/28アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=107260&d=28&m=2&y=2008
●UAEのシェイク・ハリーファ大統領は2月27日、トルクメニスタンを訪問し同国のGurbanguly Berdimuhammedv大統領とパートナーシップ、投資の見通し、地域情勢および二国間関係などについて協議した。(2/28ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/theuae/2008/February/theuae_February985.xml§ion=theuae&col=
●サウジアラビアではアブドゥラ国王が2ヶ月前に赤ちゃん用ミルクに補助金を出すとの命令を出したにもかかわらず、サウジの消費者によればその値段はまだ変わっていない。(2/28アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=107224&d=27&m=2&y=2008
●カタル国営のDiar Real Estate Investment Companyのガーニム・ビン・サード・アル・サードCEOは27日、記者会見でシリアへの今後5年間の投資(120億ドル)を発表した。取り掛かりはラタキアのリゾート開発(3500マンドル)で、シリアの石油、天然ガスの開発も含まれている。(2/28ガルフ・タイムズ)
http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=204366&version=1&template_id=57&parent_id=56
●サウジアラビアのアブドゥラ国王は2月24日、リヤドを訪問したエジプトのムバーラク大統領と会談を持った。同会談では、3月29~30日にダマスカスで開催予定のアラブ首脳会議を含む幅広い問題について話し合われたが、特にレバノン情勢、パレスチナの人々の困窮とイスラエルによる攻撃に焦点が当てられた。24日付アル・リヤド紙は、「(アラブ)首脳会議への参加者のレベルを決定するために、サウジアラビアとエジプトという地域大国は多くのアラブ諸国の雰囲気作りを行っており、多くの国がそれに従うようだ」「ムバーラク大統領はリヤド訪問に先立ち、サウジアラビアとサウジの人々との同盟関係の重要性を強調した」「今回の首脳会談で、アブドゥラ国王とムバーラク大統領は、レバノン大統領選出がアラブ首脳会議の成功のための前提条件だとの以前からの立場が確認された」などと報じた。ムバーラク大統領はバハレーンも訪問予定。(2/25アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=107174&d=25&m=2&y=2008
●サウジアラビアのナイーフ内相は2月24日、同日リヤドに到着したフランスのMichele Alliot-Marie内相と、国内の治安と市民の防衛分野での協力強化協定に署名した。フランス大使館によると、両国間には1980年以来技術的な協力協定は存在していたが、今回の新協定でテロとの戦いや組織犯罪との戦いなどを含む新たな協力分野が加わることになる旨述べた。(2/25アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=107162&d=25&m=2&y=2008
●サウジアラビアのGhazi Al-Gosaibi労働相は2月11日にダウンストリーム・プロジェクトを含むいくつかの工業におけるサウジ人化(サウダイゼーション)の割当義務を30%から20%に引き下げを決定した。2月24日に発表された。労働市場の要求を満たすためとしている。(2/25アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=107164&d=25&m=2&y=2008
●サウジアラビアのJabara Al Seraisry運輸大臣は2月20日、アブドゥラ国王によるメッカ・ジェッダ・メディナを結ぶ鉄道(MMRL)プロジェクト(200億SR)の実施命令が出されたことで、その実施がスピード・アップされることになるだろうと述べた。(2/24ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/February/middleeast_February279.xml§ion=middleeast&col=
●UAE、カタルおよびフランスは23日よりアブダビで軍事演習「ガルフ・シールド1」(3カ国の広範な情報および経験の共有が目的)の一環として合同軍事訓練を開始した。歩兵隊、海軍、空軍が参加し、数日間の予定。同演習は、1995年にUAEとフランス間で結ばれた合同防衛協定により、1996年から4年に1度実施されている。カタルの参加は今回が初めて。(2/24ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/theuae/2008/February/theuae_February818.xml§ion=theuae&col=
●外高官筋より2月22日にガルフ・ニュースが入手した情報によると、あるバハレーン人女性が、GCC諸国のうち3カ国の在マナマ大使館に電話をかけ、先に死亡したヒズボラのムグニエ軍事指導者を殉教者とみなさなかったため、国内でテロが起きるだろうと脅迫した。また同女性は、3カ国の大使館員に、各首都で自爆テロが起きるのを回避したければ、ダマスカスで3月に開催されるアラブ首脳会議に参加しないよう告げたという。拘束された容疑者は、バハレーンの著名な家族の一員で年配の女性だという。(2/24ガルフ・ニュース)
http://www.gulf-news.com/news/gulf/bahrain/10192045.html
●第9回ジェッダ経済フォーラムが2月23日に開催され、メッカ州知事Khaled Al-Faisal王子が開会式で、サウジアラビアの豊富な天然資源と人材、インフラ、専門性の高い国際的パートナーを有効利用することで、同国は経済的ハブとして大いに成長できると述べた。同フォーラムの講師は、ムハンマド・ユニス氏(ノーベル経済学賞受賞者)、ジョージ・ソロス氏、アラン・グリーンスパン前米連邦準備理事会会長、ファイヤド・パレスチナ自治政府首相、チャールズ英皇太子(ビデオ参加)など。(2/24アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=6§ion=0&article=107135&d=24&m=2&y=2008
]]>
2008年2月18日-23日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/7790604/
2008-04-04T22:36:58+09:00
2008-04-04T22:37:04+09:00
2008-04-04T22:37:04+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<中東和平関連>
●レバノンのヒズボラ指導者ナスラッラー師は2月22日、ベイルートのモスクに集まった支持者たちに対しテレビ演説で、イスラエルの消滅は規定事実であり、ヒズボラ軍事部門のムグニエ指導者の殺害はレバノンとこの地域についてイスラエルが計画していることの準備段階を意味する旨語った。(2/22イェデオト・アハロノト)
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3510003,00.html
<その他の地中海関連>
●ヨルダンのアブドラ国王と同国訪問中のポルトガルのAnibal Cavaco Silva大統領は2月17日、両国間の関係強化に関する協定(ツーリズム、経済、投資分野)に署名した。また、文化協力促進の覚書の署名も交わされた。(2/18ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=5777
<イラク関連>
●ムクタダ・サドル派のナジャフにおける報道官Sheik Salah al-Obeidi氏は2月20日、サドル氏が2月23日までに停戦を延期するとの発言を行わなければ、それは(2007年8月から開始された)現在の(マフディー軍が全土で取っている)停戦態勢が終わったことを意味する、と述べた。(2/20シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11835
●イラクのMuhammad al-Hadi外務次官は21日、ボイス・オブ・イラクに対し、テヘランにおいてイラン・イラク間の国境画定(シャトル・アラブ川も含む)に関する交渉の第1セッションが開始されたと述べた。(2/19ボイス・オブ・イラク)
http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=70168&NrIssue=2&NrSection=1&ALStart=80
<イラン関連>
●イラン国会は2月19日、Alireza Ali-Ahmadi氏を新教育相として承認した。Payam-e Nour大学の学長である同氏は、2007年12月3日に暫定教育相に指名されていた。イラン国営通信IRNAが報じた。(2/20イラン・デイリー)
http://www.iran-daily.com/1386/3068/html/
<アラビア半島関連>
●クウェイトの財務省は2月21日、公共および民間部門における国民の給与を日と突き当たり120KD(440ドル)引き上げるよう政令を発出した。政府機関で働いている外国人労働者に対しても、50KD(183ドル)の給与引き上げを決定した。クウェイト通信KUNAは報じた。昨年9月末時点で7.3%という15年ぶりの高いインフレ率への対策。(2/21ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/February/middleeast_February241.xml§ion=middleeast&col=
●在レバノン・クウェイト大使館の館員は匿名で21日、同大使館に身元不明の人物からの電話があり、2つのロケット弾が同大使館を標的としていると告げられた。このため、大使館員全員が直ちに避難したと述べた。同大使館のTarek Khaled al-Hamad臨時代理大使は、民間のレバノン放送に対し、大使館へのこうした脅かしは初めてだと語った。この出来事の前日、クウェイト国会ではレバノンのヒズボラのムグニエ軍事指導者を哀悼する会合に参加したシーア派議員が所属していた党から除名されている。なお、サウジアラビアも今週はじめ、サウジ国民にレバノンへの渡航注意勧告を発出している。(2/21シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11851
●UAEのシェイク・ムハンマド副大統領兼首相は、シリアのバッシャール・アサド大統領と会談をもち、アラブ民族が運命をともにしており、共通の希望を抱いていることに基づき、アラブ諸国間における相互理解を達成するための協力の重要性などについて協議した。(2/19ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?section=theuae&xfile=data/theuae/2008/february/theuae_february651.xml
および http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?section=theuae&xfile=data/theuae/2008/february/theuae_february657.xml
●UAEのシェイク・ムハンマド副大統領兼首相は2月18日ダマスカスに到着後、報道関係者に対し、今回のシリア公式訪問はUAEとシリアの指導者間での二国間関係およびアラブの結束についての継続的協議の枠組みの中で実施された、と述べた。(2/19ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/theuae/2008/February/theuae_February642.xml§ion=theuae&col=
●ジェッダの法医学センターがシャルクル・アウサトに対し明らかにしたところによると、サウジアラビアにおける2006年の自殺者は約266件、うち100人がサウジ人であり、増加傾向にある。(2/18シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11823
●サウジアラビアのIbrahim Al-Assaf財務省は2月17日、シューラ評議会(メンバー150人)の会合で、インフレ問題の解決のための手品のような方法はないと述べて、給与引上げ、必需品に対する補助金など、インフレ・インパクトを緩和するための最近の政府の政策の重要性を指摘した。また、同会議に同じく出席していたHamad Al-Sayariサウジ金融庁長官はドルペッグ制のインフレに対する影響はあまり大きくない旨述べた。(2/18アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=106909&d=18&m=2&y=2008
<北アフリカ関連>
●モロッコのMAP通信が2月20日に同国内相の発言を引用して、モロッコ政府は欧州で強盗によって資金を収集し、モロッコの閣僚および同国のユダヤ人コミュニティーの人々の暗殺を計画していたテロネットワークを摘発したと報じた。さらに、同ネットワークに関与していたメンバーがいたとして、イスラム政党Al Badil Al Hadariの活動を禁止したと伝えた。モロッコ各紙は、今週、過激派に対する捜査で合計32人が逮捕されたと報じている。(2/22ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/index.php?news=5900
●モロッコ首相府は2月20日、al Badil al Hadari(市民の選択)党の指導者Mustapha Moatassim氏が、18、19日に警察が拘束したテロネットワーク関係者の中に含まれていたとして、同党の活動を禁止すると発表した。同党はこれまで法的に活動が認められており2007年9月の国政選挙にも参加していた。(2/20シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11845
●エジプトの治安部隊は2月17日、4つの行政区(Dakahlia、Ismalia、Beni Suef、およびal Wadi al Gedid)でムスリム同胞団のメンバーの家屋の手入れに入り、51人を拘束した。ムスリム同胞団側は、4月8日に予定されているシューラ評議会選挙を前に、より多くの逮捕者が出ると見ている。(2/18シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11824
]]>
2008年2月16日-17日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/7680029/
2008-03-17T22:35:17+09:00
2008-03-17T22:35:20+09:00
2008-03-17T22:35:20+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<中東和平関連>
●マイク・マコネル米国情報長官は2月17日、いくつかの証拠から見てムグニエ・ヒズボラ軍事指導者の殺害(2月12日)はヒズボラ内部またはシリアによる犯行の可能性があると述べ、米国は引き続き調査していくとのべた。一方、イスラエルのバラク国防相は17日の閣議で、ムグニエ軍事指導者が殺害されたことにより、シリアとイランがヒズボラによるイスラエルを標的として攻撃への支援を行う可能性があると述べた。また、バラク国防相は、ヒズボラ、シリア、イランは誰が犯行を行ったのかは知らないが、ヒズボラはイスラエルを非難対象とすることに決めたのだろうと述べた。(2/17ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/954800.html
●シリア国営通信は2月15日遅く、同国政府の見解として、イラン国営通信が15日に報じたAli Reza Sheil Attarイラン副外務大臣によるムグニエ・ヒズボラ軍事指導者殺害のイラン・シリア両国の共同捜査の発表を否定、と報じた。シリア政府が単独で捜査を行うとのこと。(2/16シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11796
●パレスチナのガザ地区中心にあるイスラム聖戦幹部(Ayman Atallah Fayed)の自宅で2月15日、爆発が起こり同幹部の他に少なくとも7人が死亡した。イスラム聖戦側はイスラエルによる空爆だとしているが、イスラエル国防軍は攻撃を否定、ハマスの警察は原因は明らかではないとしている。(2/16ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/954716.html
<その他の地中海関連>
●ヨルダンのアブドラ国王は2月16日、エジプトのシャルム・エル・シェイクでムバーラク・エジプト大統領と会談し、両国間の関係強化、エジプトの天然ガスのヨルダンへの輸出、エジプト市場におけるヨルダン製薬剤の登録とかの問題などについて協議した。また、パレスチナ、レバノン、イラクなどの地域問題についても話し合われた。(2/17ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/index.php?news=5751
●2月16日付レバノン紙A-Safirは、レバノンのヒズボラがイスラエルとの国境に沿って5万人の活動家を展開しており、南部レバノンにおける強力な警戒態勢を宣言した、と報じた。(2/16ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/954644.html
<イラン関連>
●イランのアヤトラ(ホジャトレイスラム)のMohammad Reza Tavassoli師(77歳)が17日、専門化評議会での演説中に心臓発作で死亡した。同師は故ホメイニ最高指導者のオフィスの元トップを務めた人物で、現専門家会議のメンバー。同師は、ホメイニ師の孫のHassan Khomeini師(改革派擁護と軍の政治介入を批判する発言を行っていた)に対する超保守派からの攻撃を非難する演説を行っている最中だった。イランのKargozaran紙は、「最後までイマームを守った」とのキャプションをつけて同師の死について報じた。(2/17シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11807
●イランの憲法擁護評議会のAbbas Ali Kadkhodaie報道官は15日、来る3月14日の国会選挙の立候補者として、さらに300人(主に改革派)の資格を確認し登録したと発表した。イラン国営通信(IRNA)が報じた。12日に発表された候補者とあわせると、これで580人が立候補資格を回復したことになる。同報道官はまた、今後数日以内に資格が回復される立候補者がもう少し増えることを期待すると述べた。しかし、Abdolvahed Moussavi Lari元内相をはじめ改革派指導者の中には、資格を回復した立候補者が選挙運動を行える期間が短すぎるため(正式に最終リストが発表されるのは3月はじめ)、不利な状況であると述べている。(2/16ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/February/middleeast_February197.xml§ion=middleeast&col=
☆地球村研究所のホームページhttp://park1.wakwak.com/~cigvi/data200801.htmlでは、比較的最近の「こぼれ話」を随時更新しています。こちらもご参照いただければ幸いです。
]]>
2008年2月14日-15日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/7664811/
2008-03-15T14:50:03+09:00
2008-03-15T14:50:05+09:00
2008-03-15T14:50:05+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<その他の地中海関連>
●ヨルダンのアブドラ国王は2月14日、域内歴訪の中でアンマンを訪問したクウェイトのSheikh Nasser Al Migammad Al Ahmad Al Sabah首相と会談を持ち、二国間関係強化、中東和平、イラク、レバノン問題などについて協議した。(2/14ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=5722
●ブッシュ米大統領は2月13日、シリアの高官らに対する経済制裁を強化するよう大統領令を発出した。内容は、「イラクの安定化に向けての努力を妨害する」行為に関与していると思われる人物、またはシリアにおける公的汚職に関与している人物の米国資産の凍結を予定している。(2/14ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/February/middleeast_February155.xml§ion=middleeast&col=
<イラク関連>
●ヨルダンのEid Fayez内相は2月14日、ヨルダンは大量のイラク難民の流入を抑制するために、イラク人の入国に際してビザ申請を要求することにしたと述べた。(ハリージュ・タイムズ2/14)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/February/middleeast_February167.xml§ion=middleeast&col=
●イラク・イスラム国のアブー・オマル・アル・バグダディー指導者は2月14日、ウェブサイトに音声メッセージを投函し、イスラエルへの攻撃とパレスチナの解放を訴え、イラクの地をエルサレム奪還のための発射台とすることを提言した。(2/14シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11775
<イラン関連>
●駐イラク米国大使館の報道官は2月14日、イラク政府より、イラン側からイラクの治安に鑑み再び米・イラン・イラクの三者協議を延期するとの要請があったと伝えられたと発表した。また同報道官は、米国は話し合いの用意ができているとこの数週間述べてきたが、イラン側はその用意がないことが明らかになったと述べた。今回の協議は2月15日に実施されると、イラクのマリキ首相府からのみ公式な発表が13日になされていた。(2/14シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11774
●国民信頼党(National Trust Party)のMehdi Karroubi事務局長は、先般の憲法擁護協議会のAhmed Jannati書記との3月14日の国会選挙についての協議は大変有意義なものであったと述べた。同事務局長はまた、協議内容は単に改革派の立候補者のことだけではないと述べ、憲法擁護評議会は改革派の審査について大変良い行動をとったと指摘した。さらに、Jannati師と協議したのは私だけではなく、ラフサンジャニ師やハタミ師など他の人々も参加したと語った。イラン学生通信(ISNA)が報じた。(2/14イラン・デイリー)
http://www.iran-daily.com/1386/3063/html/national.htm
<アラビア半島関連>
●クウェイトのShaikh Jaber Al Khalid Al Sabah内相は、クウェイトのAlrai紙へのコメントの中で、ヒズボラのムグニエ軍事指導者の死はクウェイト国民を喜ばせたと述べた。また、ムグニエ指導者は、1988年にクウェイト航空機をハイジャックし、クウェイト人の乗客2人を殺害しキプロスの空港で放り出した事件の背後にいた人物であり、彼の死は神が下した罰だと述べた。(2/15ガルフ・ニュース)
http://www.gulf-news.com/news/gulf/kuwait/10189924.html
●カタルの開発計画総事務局(GSDP)が2月14日に発刊したデータによると、カタルの2007年の対前年比インフレ上昇率は推定14%となった。GSDPは、物価上昇は主に、賃料、燃料・エネルギー関連であり、特に住宅賃貸料部門が上昇した、と発表した。(2/15ガルフ・タイムズ)
http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=201813&version=1&template_id=57&parent_id=56
<北アフリカ関連>
●エジプトの治安筋がドイツ通信社(DPA)に語ったところによると、同国政府は2月14日、ムスリム同胞団のメンバー36人を、マネーロンダリング、違法組織への参加などの容疑で逮捕した。(2/14ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/February/middleeast_February164.xml§ion=middleeast&col=
☆地球村研究所のホームページhttp://park1.wakwak.com/~cigvi/data200801.htmlでは、比較的最近の「こぼれ話」を随時更新しています。こちらもご参照いただければ幸いです。]]>
2008年2月12日-13日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/7655010/
2008-03-13T22:10:02+09:00
2008-03-13T22:10:05+09:00
2008-03-13T22:10:05+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<中東和平関連>
●イスラエルのバラク国防相は2月12日、クネセトの外交問題・国防委員会で、米国のイランに関する国家情報評価について説明し、米国がイランの核設備に対し軍事行動をとる可能性は少ないと述べた。(2/13ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/953278.html
●イスラエルのバラク国防相は2月12日、トルコを訪問した(2日間)。(2/12ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/February/middleeast_February128.xml§ion=middleeast&col
<イラン関連>
●イランの憲法擁護評議会のAbbasali Kadkhodaei報道官は2月12日、3月に実施される国会選挙の立候補者280人を法的適格者として承認したと述べた。そして、それらの人物の中には同評議会の上院理事会で不適任とされていた者も含まれると述べた。また、Kadkhodaei報道官は、この結果を内相に報告した、新たなリストは2月22日までに公表されると述べた。イランの国会議員選挙(290議席)は3月14日に実施され、同時に専門家会議の中間選挙(テヘラン、Qazvin、Ilam、西アゼルバイジャンの各州)も行われる。選挙権は18歳以上。被選挙権は健康で、修士号以上を保有または同等の能力があり、犯罪歴がない、30~75歳のイラン人に与えられる。(2/13イラン・デイリー)http://www.iran-daily.com/1386/3062/html/national.htm 13日付イランの新聞各紙などが立候補者としての資格を回復した人物名を報じているが、全ての報道で、故ホメイニ師の孫で改革派のAli Eshraghi氏の名前が挙がっている。イラン国営通信(IRNA)は現職の改革派国会議員5人が、またMehr通信は、ハタミ前大統領、Abdollah Nasseriイラン国営通信の元代表 、Morteza Haji元教育相も資格を回復したと報じた。(2/13シャルクル・アウサト)http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11764
<アラビア半島関連>
●UAEのシェイク・ハリーファ大統領は2月12日、同国を訪問したエジプトのムバーラク大統領と会談し、アラブおよびムスリム諸国の問題について共通の観点を持つことが重要だとの見解で一致した。また、二国間における、特に経済・貿易・投資分野での協力と関係強化について協議した。(2/13ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticle.asp?xfile=data/theuae/2008/February/theuae_February441.xml§ion=theuae
●ASISインターナショナル(American Society for Industrial Security、セキュリティーの専門家のためのグローバル組織)のジェッダ支部が2月11日、初のフォーラムを開催した。同フォーラムでMansour Al-Turki内務省報道官は、家庭や学校は若者の考えや行動をチェックすべきとして、サウジ社会は過激派のイデオロギーと対決するために、より熱心な役割を果たす必要があると述べた。(2/13アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=106735&d=13&m=2&y=2008
●オマーンの国家経済省が発表したところによると、同国の2007年12月のインフレ率は8.29%となり7ヶ月連続の上昇、食糧、飲料、タバコの消費者物価に限れば14.4%の上昇となった。(2/12ガルフ・タイムズ)
http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=201088&version=1&template_id=37&parent_id=17
●サウジアラビア王室は2月11日、アブドゥラ国王はスルタン・ビン・サルマン王子を観光最高委員会の事務局長に再認したと発表した。スルタン王子は2000年に同委員会が設立されて以来事務局長の地位にある。スルタン王子は米国のSyracuse大学の市民・公共問題マックスウェル・スクールで社会政治学の修士号を修得、最初のアラブ人・イスラム教徒宇宙飛行士(1985年のスペースシャトル・ディスカバリーに搭乗)。宇宙探検協会の設立メンバー、サウジ航空クラブ設立委員会会長。(2/12アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=106705&d=12&m=2&y=2008
☆地球村研究所のホームページhttp://park1.wakwak.com/~cigvi/data200801.htmlでは、比較的最近の「こぼれ話」を随時更新しています。こちらもご参照いただければ幸いです。
]]>
2008年2月10日-11日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/7638840/
2008-03-11T07:49:00+09:00
2008-03-11T08:53:01+09:00
2008-03-11T07:49:39+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<中東和平関連>
●複数のイスラエル国防軍高官がハーレツ紙に語ったところによると、ヒズボラは南レバノンに相当数のカチューシャ・ロケットおよび対戦車ミサイルを展開している。国連監視員はこれに気がついていないという。同高官らは、これらの武器はリタニ川の南から密輸されていると述べた。(2/10ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/952559.html
●オーストラリア、ノルウェー、国連人口基金、オランダ、スイス、サウジアラビアが共同で出資し、実施され、2月9日発表された調査によると、西岸、ガザおよび東エルサレムにおけるパレスチナ人人口はこの10年間で30%増加(289万人から376万人へ増加)した。(2/10ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=5557
<その他の地中海関連>
●ヨルダンのアブドラ国王は2月10日、モスクワを訪問した(2日間)。同国王は訪問前日(9日)、イタル・タス通信とのインタビューで、ヨルダンにとっての最優先課題は、パレスチナ国家の樹立をはじめとする中東和平であり、またイラクとレバノンの治安と安定、国民和解への支援も同様に重要だと語った。(2/11ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=5614 および http://www.jordantimes.com/?news=5617 (インタビュー全容)
<イラク関連>
●ロシアのインターファックス通信は2月11日、同日、アレクセイ・クドリン・ロシア財政相がロシアはイラクに対する129億ドルの再建の93%を回収不能とみなすと述べた旨報じた。モスクワを訪問しているイラクのジバリ外相は、ロシアとのこの債権放棄の協定書に署名できたことは、あらゆる面において両国間の協力の機会を作り出すことになるだろうと述べた。今回の署名は2004年のパリ・クラブ合意にそって行われた。また、ロシアのラブロフ外相は記者団に対し、ロシアのエネルギー専門家たちはこのイラクの困難な時期において特にバグダード、バスラ、ナシリーヤで業務をこなしてきたと述べた。(2/11ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/focusoniraq/2008/February/focusoniraq_February23.xml§ion=focusoniraq
<イラン関連>
●イランの故ホメイニ革命指導者の孫Hassan Khomeini師は2月10日、Shahrvand weeklyとのインタビューで、ホメイニ指導者は軍関係者が政治に関与することを欲していなかった旨語った。Hassan Khomeini師はホメイニ廟の責任者。イラン国営通信が報じたところによると、同師は2月8日、改革派の指導者たちに、(2000人以上の改革派の立候補者たちが立候補資格を得られなかったことについて)これは改革派の人々だけでなく全ての市民グループに所属する多くの友の首をはねたことを意味する、誰もが自らの未来を決定することができるはずだとの旨述べたという。(2/10シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11732
●イラン革命防衛隊のMohammad Ali Jafari司令官は公に、来る国会議員選挙で保守派を支持するよう国民に呼びかけた。イランのメディアが3月9日に報じた。(2/10ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=5558
●タジキスタンのEmomali Rakhmon大統領が2月9日、イランを訪問した(2日間)。(2/10イラン・デイリー)
http://www.iran-daily.com/1386/3060/html/
<北アフリカ関連>
●エジプトの最高民事法廷は2月9日、イスラムに改宗した12人のコプト教徒が、再度、もとのコプト教に改宗することを容認するとの裁定を出した。同法廷は、再開集を禁じるとの2007年4月の裁定を覆した。(2/10シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11731
☆地球村研究所のホームページhttp://park1.wakwak.com/~cigvi/data200801.htmlで、ここ最近の中東報道こぼれ話の掲載をはじめました。こちらもご参照いただければ幸いです。
]]>
2008年2月7日-9日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/7632786/
2008-03-10T10:47:23+09:00
2008-03-10T10:47:25+09:00
2008-03-10T10:47:25+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<中東和平関連>
●プライベートで米国のテキサス州のオースティンを訪問しているパレスチナ自治政府のファイヤド首相は7日、ロイターとノインタビューで、新たな外交努力が行わなければ2008年中にイスラエルとの恒久和平協定は望めないだろうと述べた。同首相は特に、中東和平ロードマップの主要な目標であるイスラエルの入植地と西岸への軍事介入問題の進展のなさを指摘した。(2/8ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/952490.html
●パレスチナ自治区を訪問したブレア中東和平特使は1月7日、パレスチナ側は中東和平のロードマップの義務である治安能力の向上を大きく進展させており、明らかにアクセスと移動の自由に対する規制を緩める必要がある旨述べた。(2/7シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11704
<その他の地中海関連>
●ヨルダン政府による石油補助金廃止の決定は7日夜から実施される。これにより、石油関連商品は3~110.9%値上がりする。一方、同政府は10日に44万人以上の市民(2006年の同様のプログラムの受益者が対象)への現金支援を開始すると表明した。また、ペトラ通信によると、これより先に閣議で表明されていた商品・サービス価格高騰の埋め合わせとしての公務員給与の1月の値上げ分が10日に銀行に振り込まれる。(2/8ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=5552
<イラン関連>
●国営イラン石油会社(NIOC)のHojatollah Ghanimi-Fard国際問題担当取締役は、MEEDに対し、同社の47のエネルギー部門(900億ドル相当)を民営化し、4つの国際株式市場に上場する計画だと述べた。また、同計画ではそうして民営化された石油と天然ガス企業をグループ企業とすることになり、企業は2014年までにテヘランでも上場されることになると述べた。(2/9シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=6&id=11720
●イランのハーメネイ最高指導者は2月8日、イラン空軍の集会で、イスラムの政治指導者たちはガザの包囲を打ち破るべきであり、エジプト政府とその国民はそのことに対する大きな義務を負っている、イスラム教徒はすべてエジプト政府とその国民がその義務を果たせるよう支援すべきだと述べた。また、現在のパレスチナの問題は、米国とアナポリス会議での間違った中東政策の結果だとのべた。さらに、アラブ諸国は自らがガザの人々を傷つける道具として使われないように気をつけるべき旨語った。ファルス通信が報じた。(2/9イラン・デイリー)
http://www.iran-daily.com/1386/3059/html/
●イランのモッタキ外相は2つの命令を出し、Mohammad Ali Hosseini外務報道官兼外相特別補佐官(元外務省の評価・監督部責任者、地中海・ペルシャ湾・中央アジア部長)としてのポストを辞してアジア担当部長に指名し、Mehdi Safari氏(元アジア太平洋担当部長およびカスピ海問題外相特使)を欧州担当副外相に指名した。(2/9イラン・デイリー)
http://www.iran-daily.com/1386/3059/html/national.htm
<アラビア半島関連>
●フランスのエネルギー企業トタールは、サウジアラビアでの天然ガス探査のプロジェクトから撤退し、その持分をパートナーであるロイヤル・ダッチ・シェルおよびサウジ・アラムコに移転すると、ジョイントベンチャー企業の通称サウス・ルブ・アルハリ会社が2月8日に発表した。これにより、同社のシェアは、シェルが40%、アラムコが30%となる。(2/9シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=6&id=11719
●アラブ・ニュースが伝えるところによると、多くの家主が最近、数千リヤル単位で家賃の値上げをしているという。このことで低所得者の多くが被害を受けているという。(2/9アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=106611&d=9&m=2&y=2008
●UAEのシェイク・モハンマド副大統領兼首相(ドバイ首長)は7日、ベルリンでメルケル・ドイツ首相と両国間のさらなる関係強化を確認し、両国間の利益にかかわる主要問題と、パレスチナ・イスラエル紛争、イラン、イラク、レバノン、アフガニスタンなど最近の中東情勢に関して広範な意見交換行い、2日間のドイツ公式訪問を終えた。訪問初日に、シェイク・モハンマド副大統領はベルリンでドイツの主要ビジネス関係者と会談し、ドイツの投資家や中小企業にUAE経済の様々な分野で存在感を示して欲しいと要望した。(2/8ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticle.asp?xfile=data/theuae/2008/February/theuae_February277.xml§ion=theuae
<北アフリカ関連>
●エジプトの治安筋によると、2月7日夜、イスラエル・エジプト国境から10mエジプト側に入った地点に、Karm Abu-Salim検問所でパレスチナ人活動家によって発射されたと思われるロケット弾が着弾した。標的を誤り、エジプト領内に打ち込まれたと見られる。被害はなかった。一方、エジプト治安機関は、ガザ地区から帰国した数十人のエジプト人がイスラエルへの攻撃実施のためにハマスの活動に参加するためパレスチナ領に入ったとの報告を受け、これらのエジプト人の調査を始めた。また一方、ムスリム同胞団はMuhammad Mahdi Akif指導者を通じて、ハマスへの言及はなかったがラファ検問所でのエジプト軍兵士に対する攻撃を非難した。(2/9シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11729
☆地球村研究所のホームページhttp://park1.wakwak.com/~cigvi/data200801.htmlで、若干新しい中東報道の掲載をはじめました。こちらもご参照いただければ幸いです。]]>
2008年2月3日-6日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/7605987/
2008-03-05T22:35:13+09:00
2008-03-05T22:35:14+09:00
2008-03-05T22:35:14+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<中東和平関連>
●UAEのシェイク・モハンマド副大統領兼首相は3日、ドバイを訪問したブレア中東和平特使と会談した。その中で、同特使は現状を説明し、同副大統領は問題解決のために力を尽くしてくれるよう述べた。(2/4ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/theuae/2008/February/theuae_February116.xml§ion=theuae&col=
<イラク関連>
●国連難民高等弁務官UNHCRのシリア事務所が6日に報告したところによると、シリアに流入しているイラク人の数が帰国するイラク人よりも再び多くなっている。2008年1月後半にシリアに入国したイラク人は1日平均1200人で、帰国したイラク人は1日平均700人であったという。シリアから帰国するイラク人の大半は、イラクの状況改善が理由ではなく、シリアのビザの期限が切れたか、お金がなくなったことが帰国理由であるという。(2/6ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/February/middleeast_February66.xml§ion=middleeast&col=
●ニューヨーク・タイムズ紙が報じたところによると、Wikileaksのウェブサイトが、イラク駐留米軍はイランおよびシリア国境を越えての元サッダーム・フセイン政権のメンバーおよびテロリストの追跡権が与えられていたとの2005年の機密文書を掲載した。同文書にはムクタダ・サドル氏の敵対者としての取り扱いを棚上げにする、また同氏と側近たちに対しては自衛以外の目的で攻撃しないようにとの指示も書かれていた。(2/4ボイス・オブ・イラク)
http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=68418&NrIssue=2&NrSection=1
<イラン関連>
●イランの空軍司令官Ahmad Miqani准将は、イランは第5世代のレーダー回避システム搭載のジェット戦闘機の生産を開始したと述べた。(2/5イラン・デイリー)
http://www.iran-daily.com/1386/3056/html/national.htm
●イランの新北朝鮮駐在大使Mirteza Miradianは2月4日、北朝鮮最高人民議会議長のキム・ヨンナム氏から信任状を受け取り、両国関係の強化への期待の言葉を述べた。(2/5イラン・デイリー)
http://www.iran-daily.com/1386/3056/html/national.htm
<アラビア半島関連>
●クウェイトの国営石油会社Kuwait Petroleum Corporation(KPC)のCEOのSaadal-Shuwaib氏は2月4日、クウェイトは2009年より、カタルから日量1420~2130万立方メートルのLNGの輸入(海上輸送)を開始すると述べた。輸入量の大部分は電力供給と淡水化プラントに使用されると述べた。(2/5ガルフ・タイムズ)
http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=199824&version=1&template_id=57&parent_id=56
●クウェイト国土輸送連合(the Kuwait Overland Transport Union)会長Saeed Dashti氏は2月4日、国有鉄道および地下鉄の敷設計画(経費約114億ドル)を発表した。国鉄の敷設距離は約518km(66億ドル)、イラクとのガルフ鉄道2000kmの予定との乗り入れを計画している。またクウェイト高速輸送システムの敷設距離は171km(65%は地上、残りは地下、経費48億ドル)で主な住宅地をカバーする予定である。2004年のGCC首脳会議で地域鉄道網の整備に向け合意ができていた。(2/5ガルフ・タイムズ)
http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=199743&version=1&template_id=37&parent_id=17
●アラブ・ニュースが伝えたところによると、サウジアラビアのIyad Madani文化・情報相が2月3日、諮問評議会で同国の報道関係者が同評議会の会議に出席することを禁止する命令を出した。これより以前に、諮問評議会のSheikh Saleh Bin-Humeid議長は、諮問評議会の会議へのメディアの出席を禁止することは同評議会の目的である“開放性”のポリシーに反すると表明していた。(2/4アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=106440&d=4&m=2&y=2008
●サウジアラビアのグランド・ムフティーSheikh Abdul Aziz Al-Asheikhは2月2日、コメント(1日の金曜の礼拝で述べた内容)を公表し、同国政府は物価上昇をコントロールするためのあらゆる努力をすべきであり、生活必需品の価格を固定すべきと主張した。サウジアラビアの諮問評議会はインフレの進行や生活必需品の価格について協議するために、Dr. Ibrahim Al-Assaf財政相を2月(17日)の会議に招聘している。Assaf財政相は記者会見で、諮問評議会が政府にドルペッグ制からの離脱を要請しているとの見方を一蹴した。2007年12月のサウジアラビアのインフレ率は6.2%を記録した。(2/3アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=106404&d=3&m=2&y=2008
☆地球村研究所のホームページhttp://park1.wakwak.com/~cigvi/data200801.htmlで、若干新しい中東報道の掲載をはじめました。こちらもご参照いただければ幸いです。
]]>
2008年1月31日-2月2日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/7572797/
2008-02-29T20:24:00+09:00
2008-03-05T22:36:39+09:00
2008-02-29T20:24:12+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<中東和平関連>
●サウジアラビアのメッカのグランド・モスクのイマームDr. Abdul Rahman Al-Sudaisは2月1日(金曜)、世界のイスラム教徒に対し、ガザのパレスチナ人は人道的危機に直面していると警告した。また、欧米諸国は占領しているパレスチナの土地でのイスラエルの非道な行為の継続を黙認するために人権、自由、民主化の価値について語っているのだと非難した。(2/2アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=106374&d=2&m=2&y=2008
<その他の地中海関連>
●シリアのMohsen Bilal情報相は1月30日、記者会見でレバノンの大統領候補者のミシェル・スレイマン将軍が最近シリアのバッシャール・アサド大統領に電話をかけてきたと述べた。また、同情報相は、スレイマン将軍はシリア国防相(Hassan Turkmani)にも電話をかけてきた、われわれはこれを歓迎すると述べた。さらに、シリア政府は1月27日のカイロでのアラブ外相会議での3ポイント・プラン(スレイマン氏の次期大統領選出を要請、どの党も拒否権を持たないような国民統一政府の形成、新選挙法の成立)の提案を歓迎すると語った。AFPが報じた。(1/31イラン・デイリー)
http://www.iran-daily.com/1386/3052/html/
<イラク関連>
●イラクのJawad al-Bulani内相(アラブ内相会議のためチュニジア訪問中)はサウジアラビアのOkaz紙(ジェッダ)との電話インタビューで、イラクに侵入しているサウジ人武装勢力の数は著しく減少している旨述べた。また、サウジアラビアによる、イラクとの国境に治安緩衝地帯を設けるとの計画は重要な決定であり歓迎する旨述べた。さらにイラクは新たに583の国境監視所を建設したと述べた。(2/2ボイス・オブ・イラク)
http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=68128&NrIssue=2&NrSection=1
<イラン関連>
●イランのGholamali Haddad Adel国会議長はカイロを訪問し、1月30日にムバーラク・エジプト大統領と会談を持った。(1/31イラン・デイリー)
http://www.iran-daily.com/1386/3052/html/
●イラン国営通信(IRNA)が報じたところでは、バハレーンの駐イラン大使がイランのモッタキ外相に、ハリーファ国王からアハマディネジャド大統領宛のメッセージを渡した。(1/31イラン・デイリー)
http://www.iran-daily.com/1386/3052/html/national.htm
<アラビア半島関連>
●1月30日の米国の政策金利引下げに続いて、GCC諸国の中央銀行は1月31日、ドルペッグ制の圧力を抑止するために預金金利を引き下げる一方、インフレーションが進むことを避けるために貸出金利は据え置いた。サウジアラビア、カタル、バハレーンは米国の利下げに即して主要預金金利を下げ3%とした。UAEとクウェイトはレポ金利を下げ、それぞれ3%、3.5%とした。(2/1アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=6§ion=0&article=106349&d=1&m=2&y=2008
]]>
2008年1月29-30日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/7541841/
2008-02-24T22:08:00+09:00
2008-02-24T22:08:29+09:00
2008-02-24T22:08:07+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<イラク関連>
●アルカイダに関係しているイスラム武装勢力アンサール・イスラムは1月30日、同月28日にニナワ県で5人の米軍兵士が殺害された事件(道路脇爆弾などによる)の犯行声明をウェブサイトに出した。(1/30ボイス・オブ・イラク)
http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=67874&NrIssue=2&NrSection=1
●イラク政府報道官は29日、イラク閣議が同日、配給カードの配布を2008年半ばまで延長することを決定したと表明した。通商省にそのために必要な経費が投入されることになる。(1/30ボイス・オブ・イラク)
http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=67745&NrIssue=2&NrSection=1
<アラビア半島関連>
●イスラム諸国会議機構(57カ国)の企業トップ100ランキングにおいて、サウジ・アラムコが2007年の1位となった。アラムコ以外にサウジアラビアからは19社がランク入りしている。(1/30アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=6§ion=0&article=106237&d=30&m=1&y=2008
●サウジアラビアの週定例閣議は28日、国内の価格上昇に対処するため17のプログラムを承認した。その内容は関税と行政サービス料金の50%カット、社会保障の分配の10%増加、基本生産物への補助金の継続などが含まれる。(1/31ハリージュ・タイムズ)http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/January/middleeast_January449.xml§ion=middleeast&col= また、17プログラムに含まれる国家公務員と年金生活者に対する5%の収入増加は、今月から実施されると発表した。(1/30アラブ・ニュース)http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=106241&d=30&m=1&y=2008
および(1/29アラブ・ニュース)http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=106229&d=29&m=1&y=2008
☆地球村研究所のホームページhttp://park1.wakwak.com/~cigvi/data200801.htmlで、若干新しい中東報道の掲載をはじめました。こちらもご参照いただければ幸いです。
]]>
2008年1月27-28日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/7517252/
2008-02-21T00:01:00+09:00
2008-02-24T12:06:47+09:00
2008-02-21T00:01:03+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<その他の地中海関連>●1月27日にカイロで開催されたアラブ外相会議の匿名の参加者(2人)によると、シリアのモアレム外相による、レバノンの次期内閣ではヒズボラから10の閣僚(これにより閣僚の3分の1を占めることになり拒否権が発動できるようになる)を出すようにとの提案は、多数により拒否された。リビアのAbdel Rahman Shalgam外相のみがシリアの提案を支援したという。(1/28シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11595
●イスラエルのチャンネル2が27日に報じたところによると、イスラエルのバラク国防相が先週、秘密裏にパキスタンのムシャラフ大統領とパリ会談を持った(1回目は短時間、2回目は1時間程度)。バラク国防相はムシャラフ大統領に対し、パキスタンでのイスラム過激派の勢力伸張と同国の核兵器がこの過激派の手にわたる可能性への懸念を伝えた。これに対し、ムシャラフ大統領は、パキスタンの核兵器庫の防備は固いと語ったと報じられた。(1/27ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/948544.html
<イラク関連>
●イラクのアブデル・カーデル・ジャシム・モハンマド国防相はモスル訪問後、27日遅くの記者会見で、モスルは思っていたよりも悪い状況にあると述べた。(1/28)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11603
<イラン関連>
●エジプトの外務報道官は、アブルゲイト外相が27日にカイロを訪問したイラン外務省のアラブ・中東・北アフリカ問題担当長官を務めているAli Asghar Mohammadi氏と会談した際、イランがガザとの境界問題の混乱解決のためエジプトに協力できると申し出た、と述べた。詳細は公表されなかったが、同報道官は、エジプトは赤心月社部門を通しての両国の協力を歓迎すると述べた。(1/28ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/948559.html
●サウジアラビアのサウド外相は1月26日、Ali Riaz氏率いるイラン・サウジ友好議員連盟の外交団(26日にサウジ初訪問)との会談で、イラン政府とサウジ政府は両国関係を強化すべきだろう、議員外交や協議を増やすことが二国間の見方を近づけることになるだろうと述べた。イラン国営通信IRNAが報じた。サウジ側の友好議員連盟のKhalid bin Ebrahim Al-Avad会長もイランとの二国間関係の強化を強調した。(1/28イラン・デイリー)
http://www.iran-daily.com/1386/3049/html/national.htm
<アラビア半島関連>
●UAE高官との会談のため同国を訪問中の北大西洋条約機構(NATO)のJaap de Hoop Scheffer事務局長は、エミレーツ通信社(Wam)との独占インタビューで、UAEとNATOはイスタンブル協力イニシアティブ(ICI)に沿った協力体制の樹立について熟考している、NATOは既にクウェイト、バハレーン、カタルとの関係を持っており、現在UAEと交渉中であると述べた。また、NATOは同地域での政治的・軍事的利益を模索しているのではなく、双方の共通の理解に基づく共通の利益を求めていると強調した。UAEはコソボとアフガニスタンの平和維持に参加しており、NATOはこれを評価していると述べた。(12/27ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticle.asp?xfile=data/theuae/2008/January/theuae_January816.xml§ion=theuae
●サウジアラビアの国防・航空副大臣のKhaled ibn Sultan王子は、アスベスト問題に関するシンポジウムの席で記者たちに対し、2009年に72機のユーロファイター・タイフーン戦闘機がサウジに納品されると述べた。同戦闘機は、BAE システム、欧州航空防衛宇宙会社(EADS)およびFinmeccanicaの合弁により英国、ドイツ、イタリア、スペインで生産されている。2007年9月11日に、サウジと英国が44億3000万ポンド(88億6000万ドル)の契約を結んだ。サウジ国防・航空省によると、1機当りの価格は英空軍の購入価格と同じである。また同省によると、この武器取引は、2005年12月のサウジ軍の近代化に関する二国間覚書(技術移転、サウジ国内の国防産業への投資、サウジ人パイロットの訓練を含む)、および2006年8月の基本合意書に基づくものである。さらに、Khaled王子は、1月のブッシュ米大統領のサウジ訪問時には米国との武器取引に関して何も話し合われなかったと述べた。(1/27アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=106119&d=27&m=1&y=2008
<北アフリカ関連>
●エジプトの外務報道官は、アブルゲイト外相が27日にカイロを訪問したイラン外務省のアラブ・中東・北アフリカ問題担当長官を務めているAli Asghar Mohammadi氏と会談した際、イランがガザとの境界問題の混乱解決のためエジプトに協力できると申し出た、と述べた。詳細は公表されなかったが、同報道官は、エジプトは赤心月社部門を通しての両国の協力を歓迎すると述べた。(1/28ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/948559.html
☆地球村研究所のホームページhttp://park1.wakwak.com/~cigvi/data200801.htmlで、若干新しい中東報道の掲載をはじめました。こちらもご参照いただければ幸いです。]]>
2008年1月23-26日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/7504271/
2008-02-18T23:28:57+09:00
2008-02-18T23:28:57+09:00
2008-02-18T23:28:57+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<中東和平関連>
●パレスチナ自治政府の治安部隊およそ700人が1月24日、初めて訓練のためにヨルダンに入国した。同訓練は米国のプログラムによるもので1年近く開始が遅れていた。(1/24シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11562
<イラク関連>
●スンニー派の部族の治安責任者でアンバル州の警官であるJubaie Rashid Naief氏は26日、AP通信に対し、アンバル覚醒委員会は米軍におよそ150人からなる外国人およびイラク人武装勢力the Seifaddin Regimentが2、3ヶ月程度前にシリア国境を越えてモスル市に入った可能性について注意を促していると述べた。同氏は、この外国人武装勢力にリビアのカッザーフィー指導者の息子のセイフルイスラム氏が資金援助をしている可能性があると述べた。同氏はそのように考えられる理由は述べず、昨年セイフルイスラム氏がオーストリア通信に、過激主義を抑制するための唯一の解決策はアフガンとイラクからの多国籍軍の撤退だと語った言葉を引用した。(1/26シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11583
<アラビア半島関連>
●レバノンのシニオラ首相は25日、サウジアラビアを訪問しリヤド郊外のジャナドリヤ牧場でアブドゥラ国王と会談を持った。会談では現在のレバノンの危機的状況とアラブ連盟の解決努力について話された。サウジ側同席者はサルマン・リヤド州知事、サウド外相、情報責任者のMuqrin王子、駐レバノン大使。レバノン側は駐サウジ大使と、3人の首相顧問(Mohammad Shateh、Dr. Ridwan Al-SayyedおよびRola Muruddin)が同席。サウジ国営通信が報じた。(1/26アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=106100&d=26&m=1&y=2008
●シャルクル・アウサトが入手した情報によると、イスラエルによるガザと西岸地区に対する攻撃について協議するためにカイロのアラブ連盟事務所で開催された会議(20日から始まる週の前半に開催)で、駐アラブ連盟サウジアラビア大使とシリア大使の間で口論となった。その内容は次のようなものだったという。シリア大使が、ブッシュ大統領の訪問を受けた中東諸国の気前の良い歓迎を揶揄したことに対し、サウジ大使はその言葉をさえぎり、サウジ政府の政策に対して当てこすりをいうものは誰でも許さないと述べた。さらにサウジ大使は、米国はクウェイトがイラクに侵攻されたときに50万の軍隊と5000の戦車、1000の戦闘機を展開してくれた友好国であるゆえに、その国の大統領を歓待するのだと述べ、あなた(シリア)の当時の友好国のソ連が米国と同じことをしてくれたならば、あなたはロシアの指導者をダマスカスの征服者でもあるかのように歓迎しただろうと述べた。(1/24シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11556
☆地球村研究所のホームページhttp://park1.wakwak.com/~cigvi/data200801.htmlで、若干新しい中東報道の掲載をはじめました。こちらもご参照いただければ幸いです。]]>
2008年1月21-22日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/7498161/
2008-02-18T00:35:40+09:00
2008-02-18T00:35:40+09:00
2008-02-18T00:35:40+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<イラク関連>
●イラク国会は22日、暫定的な新国旗を承認した(出席者165人中110人が賛成)。国旗の変更は、バルザーニ・クルド自治政府議長をはじめクルドの人々からサッダーム政権時代を思い出させるとして、以前から要求が出ていた。今回の決定は、今年3月10日にクルド自治政府(2006年、同域内で公の建物にこれまでのイラク国旗を掲揚することが禁止された)の首都アルビルで予定されている汎アラブ会議(シリアに本部を置き、アラブ連盟加盟各国4人のメンバー、88人からなる議会。アラブ連盟評議会の諮問機関)の開催を前に行われた。新国旗では、これまであった3つの星(統一、自由、社会主義というバアス党のモットーを象徴)が削除される。1991年の湾岸戦争時に付加された「神は偉大なり」の文言は残る(オリジナルハサッダーム前大統領の自筆であったが非公式に別の書体に変更されている)。今後1年間をかけて正式な新国旗確定の議論が行われる予定。(1/22シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11537
●米軍報道官のGreg Smith海軍少将は2月20日、バグダードで記者に対し、イラクの多国籍軍およびイラク治安部隊への攻撃に使用されるイラン製武器の数は減少しており、イランからの(武装勢力への)資金流入も減少していると見ているが、イランによる武装勢力の訓練レベルは落ちていないと見ている旨述べた。(1/21ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/January/middleeast_January319.xml§ion=middleeast&col=
<イラン関連>
●イランのアハマディネジャド大統領は21日、カタルのハマド大統領と電話会談し、イスラエルのガザ地区のパレスチナ人への人道上の暴力について協議した。イラン国営通信が報じた。(1/22イラン・デイリー)
http://www.iran-daily.com/1386/3044/html/national.htm
●イランのアハマディネジャド大統領は21日遅く、エジプトのムバラク大統領に電話をかけ、最近のパレスチナ情勢とレバノンの政治危機について協議した、とエジプト国営通信MENAが報じた。1月はじめにはラリジャニ前核問題交渉担当者がエジプトを訪問している。(1/22ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/January/middleeast_January338.xml§ion=middleeast&col=
●イラン国営通信(IRNA)は1月21日、同国のハーメネイ最高指導者がGholam Ali HadadAdel国会議長に宛てた手紙で、「全ての組織は憲法によって決められたプロセスを経て承認された法律を尊重しなければならない」と述べ、アハマディネジャド大統領と対立している国会への支持を表明した。同大統領は、通貨・預金委員会などいくつかの組織を解体することや夏時間の廃止など、自身が下した決定を国会が覆したことについて、国会を非難していた。(1/21シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11523
<アラビア半島関連>
●リヤドで1月20日に「第2回グローバル競争力フォーラム」が開催された。開会に際し、サルマン・リヤド州知事がアブドゥラ国王からの、サウジアラビアはいくつかの経済改革を行っており、この改革の流れは今後も続き、そのことが同国経済に前向きな影響を与えるだろうとのメッセージを読み上げた。(1/21アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1§ion=0&article=105924&d=21&m=1&y=2008
<トルコ関連>
●トルコの統計局は21日、最近実施された調査の結果を発表し、2007年12月末現在の人口は7048万7917人(この他に9万8339人の外国人が在住)であることを表明した。このうち70.5%が都市部居住者。またイスタンブルには17.8%が居住している。(1/22トゥデイズ・ザマン)
http://www.todayszaman.com/tz-web/detaylar.do?load=detay&link=132200
]]>
2008年1月18-20日に拾ったこぼれ話
http://cigvi.exblog.jp/7476605/
2008-02-14T21:22:57+09:00
2008-02-14T21:20:19+09:00
2008-02-14T21:20:19+09:00
cigvi
<こぼれ話>
<中東和平関連>
●サウジアラビアのトルキ・アル・ファイサル前駐米大使(アブドゥラ国王顧問)はロイターとのインタビューで、もし中東和平の平和条約が署名され、イスラエルが全ての占領地から撤退すれば、イスラエルとアラブ諸国は水、農業、科学、教育など多くの分野で協力できるだろうと述べた。また、イスラエルの人々へのメッセージを求められると、トルキ氏は、アラブ世界は、アラブ和平イニシアチブを提案することで、イスラエルへの敵対からイスラエルとの平和というルビコン川を渡り、イスラエル側に平和の手を差し伸べていると述べ、さらにアラブはイスラエルがわれわれの手を握り、ともにイスラエルとアラブ世界が必然的に利益を得られる状況を作りたい旨を語った。このインタビューは、トルキ氏がドイツのシンクタンクGermany’s Bertelsmann Foundationによる中東地域とヨーロッパに関する会議に参加する中で行われた。(1/20ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/946355.html
<その他の地中海関連>
●米国のボードマン・エネルギー省長官は中東・欧州6カ国訪問(サウジ、UAE、カタル、エジプトなどを訪問し、ダボス会議に出席)の最初の訪問国ヨルダンで、同国政府関係者との3日間の協議後、17日に記者会見を開き、再生可能なエネルギー技術の開発および核エネルギーの平和利用による代替エネルギー分野でのグローバルな協力の必要性を訴えた。また、米国はヨルダンのこれらのエネルギー開発の努力を支援すると強調した。(1/18ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/index.php?news=5096
<イラク関連>
●米軍報道官のグレゴリー・スミス海軍少将は20日、バグダードでの記者会見で、シリアとサウジアラビアによるイラクへの外国人武装勢力の流入阻止の努力は大きな新手を見ている旨、述べた。2007年初頭には毎月平均110人の外国人武装勢力がイラクに入ってきていたが、現在は40~50人に減っていると述べた。(1/20ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/middleeast/2008/January/middleeast_January306.xml§ion=middleeast&col=
<トルコ関連>
●1月17日付スター新聞が、独立系の調査団体Pollmarkが12月に実施したトルコでの世論調査結果を掲載した。それによると、57.8%がPKKとの戦いにおける米国の協力を歓迎していると回答、同協力に懐疑的との回答は30.8%であった。また、トルコ政府のテロとの戦いが成功していると評価するとの回答は64.7%、しないとの回答は30.4%。テロとの戦いで政府と軍が協力していると評価する回答は69.5%、一方23.3%は政府と軍は良い関係にないと答えた。(1/18トゥデイズ・ザマン)
http://www.todayszaman.com/tz-web/detaylar.do?load=detay&link=131917
☆地球村研究所のホームページhttp://park1.wakwak.com/~cigvi/data200801.htmlで、若干新しい中東報道の掲載をはじめました。こちらもご参照いただければ幸いです。]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/