複眼で見る中東報道


中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
by cigvi
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<   2006年 05月 ( 48 )   > この月の画像一覧


5月30日のこぼれ話

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュースを中心に拾っています。

<中東和平関連>
・ハマスのハレド・メシャル氏は、レバノンでの車爆弾で死亡した2人のイスラミック・ジハードのメンバーを悼む式典の後、アッバスPA長官の行為を非難した。今年1月の選挙で既にパレスチナ人の意向は表明されているとして、パレスチナ人の直接投票を拒否した(5/30エルサレム・ポスト)。
・数千人のパレスチナ人が30日、ラマラの政府の建物の周囲でデモを実施し、給与支払いを要求した。ハマスが政権について以降、最大規模の抗議運動。
・南レバノン国境付近でのイスラエルとレバノンの武装勢力との報復合戦から1日後の29日、イスラエルの戦闘機がレバノン領空を侵犯した(5/30アラブ・ニュース)。
<その他の東地中海関連>
・2ヶ月前に結成されたシリアの在外反体制派グループ国民救済戦線(ナショナル・サルベーション・フロント)は29日、6月4、5日にロンドンで、シリア政府のレジューム・チェンジのための「行動計画」について協議すると表明した(5/30クウェイト・タイムズ)。
<イラク関連>
・イラク国防相の報道官は29日、イラク治安部隊がザルカウィーの重要な支援者で指名手配中のKassim al-Aniを、18日にバグダードで拘束したと表明した。なお、イラクのアルカイダは29日、ウェッブサイトで親米のスンニー派部族長(アンバル州のKarablah部族のJedaanss氏)を殺害したとの声明を出した(5/30ガルフ・タイムズ)。
・在バグダード米国大使館によると、2004年4月以降のイラクで人質となった外国人は439人以上だという(65%は釈放、18%は殺害、17%は未解決)。大部分は通常1万~5万ドルの身代金を支払って解決しているという(5/30アルジャジーラ)。
<北アフリカ関連>
・スーダンの人民解放運動(SPLM)と与党の国民会議党(NCP)が、2005年1月に和平合意に署名して以来はじめて、協力推進を目的とした3日間の会議を開催、スーダンの安定と暴力追放で協力を表明した。しかし、争点の豊富な油田地域であるアビエイの地位については決着を見なかった(5/30ミドル・イースト・タイムズ)。
<その他>
・カナダの諜報機関は29日、数人のカナダ市民もしくは在住者がアフガニスタンのアルカイダのキャンプで訓練を受けたと公表。ここ数年、治安関係アナリストが警告していたことが公式に確認された(5/30シャルクル・アウサト)。
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by cigvi | 2006-05-31 21:51 | <こぼれ話>

5月29日のこぼれ話

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュースを中心に拾ってみました。

<中東和平関連>
・パレスチナ解放人民戦線(PFLP、評議会に3議席を占める)は28日、ハマス主導の内閣に参加の用意があると表明した。3月にはハマスがPLOの絶対性を認めなかったため参加を見送っていた。今回の表明は、ハマスとのPLOの再編で合意したためとしている(5/29ガルフ・タイムズ)。
・29日からマレーシアで開催されている非同盟諸国会議に、PAのザハル外相とPLOのカドウミ政治局長が招待され、ザハル外相はマレーシアに到着していたが、同会議への出席を取り止めた(5/29ハーレツ)。
・ラマラを拠点とするNear East Consultingが28日に出した世論調査によると、約89%のパレスチナ人が、イスラエルの刑務所にいるファタハとハマスの幹部らが作成した提案文書を支持と回答(5/29ヨルダン・タイムズ)。同提案文書に関し、ハマス内部で意見が分かれているという。西岸とイスラエルに収監されているハマスの指導者層の殆どは賛同しているが、ガザの強硬派指導者層が賛同しかねていると伝えられている(5/29アルジャジーラ)。
・イスラエルによると、イランはレバノンのヒズボラに、イスラエルの主要都市部(南部のベールシェバをも含む)を標的にできる200km以上の長距離ロケットを配備させているという(5/29ハーレツ)。
・イスラエルのリブニ外相はトルコを訪問し、29日ギュル外相と会談を持った(エルドアン首相、セゼル大統領とも会談の予定)(5/29ハーレツ)。
<イラク関連>
・内務省高官の発表によると、アンバル州の部族長の一人Sheikh Osama Jeddan氏が28日、殺害された。同氏はイラク西部の武装勢力の打倒のため米軍との協力を公に表明していた(5/29ガルフ・タイムズ)。
・南部のバスラの治安が悪化しており、いくつかのシーア派の政治組織に属する民兵が、同地域で影響力を分け合っていると伝えられている。英軍の影響力は、民兵、地方政府ともに及んでいない状態だという(5/29アッザマン)。
・大アヤトラのシスターニ師が28日、声明を出し、スンニー派とシーア派の指導者たちに対し、終わりのない暴力の連鎖に終止符を打つため、協議するようにと呼びかけた(5/29アラブ・ニュース)。
<イラン関連>
・ハーメネイ最高指導者は28日、イランの民族間の緊張を作り出しているとして“敵”(通常、米国とイスラエルを指す)を非難した。同日、200人のアゼリー人(トルコ語に近い言語を話す、イランの人口の約25%を占める)が、学校でのトルコ語教育を求めて国会近くで集会を行った(5/29ガルフ・ニュース)。イラン北西部では、先のアゼリー人を揶揄する諷刺画を掲載した新聞に対する抗議行動の際に、死者4人、負傷者43人がでた(5/9アラブ・ニュース)
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by cigvi | 2006-05-30 16:48 | <こぼれ話>

5月26-28日のこぼれ話

*3日間の記事をご紹介できなかったことをお詫びします。以下に、日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュースを拾ってみました。

<中東和平関連>
・ハマス率いるパレスチナ自治政府は、独自の治安部隊を26日にガザ市街地から撤退させたが、翌27日、より小規模ながら再び部隊を展開した(5/27アルジャジーラ)。
<イラク関連>
・アルカイダは、グローバルな活動の司令官として、北イラク出身のイラク人(クルド)Abdulhadi al-Iraqiを選出した。5月にパキスタン軍によって拘束されたAbu Faraj al-Libiの後任(5/26アッザマン)。
・バスラの地方政権で優勢なファディーラ党が、石油輸出を盾に中央政権での権利を再度獲得しようと動いている(5/27アラブ・ニュース)。
<イラン関連>
・ロシアのセルゲイ・イワノフ国防相は25日、特別な事態が起こらない限り、イランに高性能対空ミサイルを売却すると再度表明した(同国防相は先に、7億ドルに相当する高性能対空防衛ミサイルTor-M1の売却を表明していた)(5/26ハーレツ)。
<北アフリカ関連>
・少なくとも300人のエジプト人判事が25日、国家の司法への介入に抗議して最高裁判所前に集まり、沈黙の抗議を行った(5/26アラブ・ニュース)。
・モロッコ政府は25日、本年中の反乱を計画していたとして、330人の反体制のイスラム組織(Al-Adl wa al-Ihsane、公正と慈悲)の活動家を拘束し、拠点を封鎖した。後に全員釈放されたという(5/26アルジャジーラ)。
<その他>
・米国予算委員会は、2007年の外国支援予算213億ドルを承認した。この中にはイスラエルへの支援24億ドルとエジプトへの支援17億ドルが含まれている(5/26イェデオト・アハロノト)。
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by cigvi | 2006-05-29 21:34 | <こぼれ話>

5月25日のこぼれ話

 中東和平問題では、UNRWAが25日、国際社会がPAへの支援をボイコットし続けるならば、ガザと西岸地区に危機的状況が迫っていると警告した(5/25ヨルダン・タイムズ)。ファタハに属するガザの治安幹部が24日、車に仕掛けられた爆弾で死亡した。今のところ犯行声明は出ていない(5/25バハレーン・トリビューン)。ラマラでのイスラエル治安部隊とパレスチナ人武装勢力の銃撃戦で、パレスチナ人4人が死亡、50人が負傷、イスラミック・ジハード幹部が1員拘束された(5/24アルジャジーラ)。ユダヤ人入植者が、イスラエルの裁判所の命令を無視して西岸の違法入植地のアパートに引っ越し始めている(5/25アルジャジーラ)。PAのザハル外相は25日、エジプトのシナイ半島の観光地でのテロ攻撃遂行をパレスチナ人過激派が支援していたとのエジプト側の主張に対し、ハマスもイスラミック・ジハードも関与していないと述べた(5/24シャルクル・アウサト)。
 シリア、レバノン関連では、ライス米国務長官がドバイのアルアラビーヤ・テレビのインタビューで、シリアは安保理決議1680を遵守し、レバノンとの国交正常化をすべきだと述べ、シリア政府はレバノンを“配下の者”のように扱い続けていると非難した(5/25デイリー・スター)。
 イラン関連では、イラン・米国の直接協議について、25日ホワイトハウスのスノー報道官が、イランの核問題での直接討議はイランが全てのウラン濃縮の停止と国際査察を受け入れるまで検討しないと述べた。同日、アハマデネジャド大統領は、イランのマイノリティーを引っ掻き回していると米国を非難した(5/25シャルクル・アウサト)。テヘランの2つの主要大学が23日夜、抗議行動で閉鎖され、学生と警官が衝突した(5/25バハレーン・トリビューン)。
 イラク関連では、マリキ首相が24日、同国を訪問したデンマークのラスムセン首相との会談後、2007年11月までにイラクの治安権限を引き継げるだろうと述べた(5/25アラブ・ニュース)。新石油相が、今年末までにエネルギー不足を解消する計画だと表明した(5/24アッザマン)。レバノン警察がサッダーム・フセインの甥バシャル・サバウィ・イブラヒム・アルティクリティをインターポールの国際逮捕状に基づいて逮捕した(5/25デイリー・スター)。
 トルコ関連では、イスタンブル空港の大火災に関し、クルド解放の鷹が犯行声明を出した。トルコ政府はこれを否定している(5/24アルジャジーラ)。
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by cigvi | 2006-05-26 00:11 | <こぼれ話>

5月25日の注目ヘッドライン-電子版より

●2006年5月25日付シャルクル・アウサト「アッバス長官がハマス他の組織への挑戦を宣言」:  パレスチナ自治政府のアッバス長官は25日、2日間の国民対話の初日のスピーチで、ハマスと他の組織に対し、イスラエルとの交渉による解決を模索するパレスチナのプロポーザルを受け入れるよう、要求を突きつけた。10日以内に合意に達しなければ、このプロポーザルを自治政府の住民投票にかけるつもりだと述べた。同プロポーザルは、イスラエルに拘束されているファタハ、ハマス、イスラミック・ジハード幹部により作成されたもの。内容は、イスラエルの67年ラインまでの撤退を条件にイスラエルとの交渉による解決、エルサレムを首都とするガザと西岸地区の統一パレスチナ国家の樹立、パレスチナ難民の帰還権などが盛り込まれている。
 ※参考記事:5/24イェデオト・アハロノト「バルグーティーの67年境界線プラン」
●2006年5月25日付アルジャジーラ「スーダンの閣僚が国連ミッションに関し分裂」:  スーダンの国会で24日、ダルフールへの国連ミッション受け入れに関して討議が行われた。その最中に、ラム・アコル外相が、スーダンはダルフールでの国連の展開についてもっと柔軟になるべきだと述べると、国連を好むものは“売国奴でスパイ”と反論する議員も出るなど激しい口論となった。本件に関する議会の見方は割れているという。一方、アナン国連事務総長特使のブラヒミ氏と国連平和維持事務局のアンナビ氏は今週、ハルツームを訪問していたが、国連平和維持軍派遣のための専門チームのスーダン訪問に関し、同国政府との合意は得られていない。
 ※米国のヒューマン・ライツ・ウォッチが25日、4月にスーダンのジャンジャウィード武装勢力がチャドの地方兵士と共に、東チャドの村で100人以上を殺害したと報告した(5/25シャルクル・アウサト)。
●2006年5月24日付アルジャジーラ「アルジェリアで首相が交替」:  アルジェリアのブーテフリカ大統領はウーヤヒヤ首相を解任し、同大統領の個人的代理人のアブデルアジス・ベルハデム氏を首相に就任させた、と24日発表された。来年の国政選挙をにらんでの動きと見られている。同大統領の与党国民解放戦線(FLN)とウーヤヒヤ氏の民主国民連合(RND)は政治闘争の最中にある。
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by cigvi | 2006-05-26 00:10 | 注目ヘッドライン

5月24日のこぼれ話

 中東和平関連では、米下院議会がハマス主導のパレスチナ自治政府への支援をより狭める法案を賛成361、反対37で可決した。その内容は、保健医療プログラム以外の西岸とガザで活動している非政府組織への支援の打切りとPAメンバーへのビザ発行拒否である(5/24イェデオト・アハロノト)。ハマスの高官によると、覆面をしたファタハの武装勢力が24日総長、ガザで3人のハマスの部隊を誘拐し銃撃した(5/24ハーレツ)。レバノンのヒズボラの指導者ナスラッラー師は23日、イスラエルの南レバノンからの撤退の6周年の前日の夜、同組織は、いつでもイスラエルを攻撃できる能力を持つ数千のロケット弾を保有していると、警告を繰り返した。また、エジプトは、23日、シナイ半島での自爆攻撃計画にパレスチナ人武装組織が参加していたと初めて明らかにした。
 エジプトの発表によると、犯行組織のタウヒードとジハードはより大きな組織の一部であり、パレスチナのイスラム原理主義者たちとつながりがあるという(5/23ミドル・イースト・タイムズ)。
 イラン関連では、イラン紙が最大マイノリティーのアゼルバイジャン人をゴキブリにたとえた諷刺画を掲載したことに対し、抗議行動を起こしたアゼルバイジャン人54人が逮捕された(5/24クウェイト・タイムズ)。サウジアラビアを訪問したドイツ外相は、サウド外相との共同記者会見で、イランのウラン濃縮プログラムに関する平和的解決に向けての現在の努力を確認した(5/24アラブ・ニュース)。
 イラク関連では、マリキ首相が治安関連閣僚名を27日までに議会に提出すると述べた(5/24アルジャジーラ)。一方、国連のイラク支援ミッションが23日に発表した3月、4月の人権状況報告書によると、2500人近くが殺害され、8万5000人以上が居住地を離れた(5/24バハレーン・トリビューン)。
 アルカイダ関連で、ムサウィーは9.11同時テロ事件とは何のかかわりもないとのビン・ラディンの音声メッセージがウェッブサイトで流された(5/24アルジャジーラ)。
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by cigvi | 2006-05-24 23:43 | <こぼれ話>

5月24日の注目ヘッドライン-電子版より

●5月24日付ブッシュ大統領はオルメルト首相の計画にあいまいな支持」:  ブッシュ米大統領は24日、イスラエルのオルメルト首相との会談後、同首相の西岸に関する一方的な計画を慎重な支持を表明したが、和平はパレスチナ側との交渉によってもたらされるのが最善だと述べた。ホワイトハウスのスノー報道官は、米国政府はイスラエルにハマスとの協議を求めているわけではないとし、アッバス議長は交渉にたる論理的な人物だと評価し、イスラエルに同議長との真剣な協議を望むと述べた。また、イラン問題に関しては、ブッシュ大統領はイスラエルが攻撃された場合はイスラエルを守ると繰り返した。オルメルト首相は、ブッシュ大統領との会談前に、ラムズフェルド国防長官とイラン問題について協議した。
●5月24日付イェデオト・アハロノト「レポート:イランが米国との直接協議を希望」:  23日付ワシントンポストは、米政府高官、イラン人アナリスト、外国の外交官などからの話しとして、イランが核開発問題で米国との協議を明確に要請していると報じた。テヘランのアナリストは、同紙に対し「これは戦略の変更サインだ」と述べている。
 ※複数の外交官がAFPに語ったところでは、IAEAのエルバラダイ委員長が今週ワシントンを訪問する際、イランからのメッセージを届けるかもしれないという。同委員長は、先週イランの核交渉責任者のラリジャニ氏とウィーンで会談を持ったばかり。しかし、打開は望み薄だと見られている(5/24ヨルダン・タイムズ)。
●5月24日付イェデオト・アハロノト「イランがシャハブ3ミサイルの発射実験」:  23日、オルメルト・イスラエル首相とブッシュ米大統領の会談の数時間前に、イランはシャハブ3ミサイルの発射実験を行った。実験は部分的に成功した模様。同ミサイルの射程距離は1300kmであるが、イランからの最近のレポートによると、2000kmまで距離を伸ばしているという。一方、イスラエルは、イランの各施設の攻撃に使えるよう長距離巡航ミサイルの開発をスピードアップさせている、と治安関係者が23日に語った。
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by cigvi | 2006-05-24 23:41 | 注目ヘッドライン

5月23日のこぼれ話

中東和平問題では、パレスチナ自治政府(PA)のハニヤ首相が、ハーレツ紙のインタビューで、イスラエルが1967年の境界線まで引き上げるならば、和平は明らかとなり、われわれは何年にもわたって停戦を実施するだろうと述べた。また、日々の問題に行いて両政府の代表者が交渉を持つとのPAの提案を、イスラエル側が拒否したことは意外だと述べた(5/23ハーレツ)。PAのザハル外相は支援要請のため23日、インドネシア、マレーシア、中国、スリランカなどアジア歴訪を開始、イランが最終訪問地となる(5/23ハーレツ)。22日のハマスとファタハの抗争中にヨルダン人が死亡した事件について、ヨルダンは直ちに調査を要請、アッバスPA議長が捜査を命じた(ヨルダン・タイムズ)。また、ファタハとハマス幹部はエジプトの仲介により協議、緊張緩和のため毎日会合を開催することで合意した。(5/23アルジャジーラ)。訪米中のイスラエルのオルメルト首相は、ライス米国務長官と会談、西岸からの一方的撤退計画について説明、またイランのハマス政権への影響、パレスチナ人に対するイスラエル・米国共同の政策などについて協議した(5/23イェデオト・アハロノト)。
シリアおよびレバノン関連では、同国軍行政長官がインターポールに、レバノンのジュンブラット国会議員の拘束を要請する委任状を提出した(5/23デイリー・スター)。ニューヨーク・ポストが、ヒズボラが休眠セルをニューヨークなどの大都市につくり、イランの核問題が過熱している最中に攻撃を仕掛けることを計画しているらしいと報じた(5/22イェデオト・アハロノト)。
ヨルダン関連で、22日、イラクのアルカイダ・グループの指導者の一人を拘束したと発表、ヨルダン人や他のアラブ人の誘拐や殺害に関与した人物だとしている(5/23シャルクル・アウサト)。
イラン関連では、政府報道官が22日、再度、欧州3国の新提案努力を拒否すると表明、産業規模に達するまで濃縮を継続すると述べた(5/23バハレーン・トリビューン)。
イラク関連では、大アヤトラのモハンマド・タキ・アルモダレシ師が新政府への支援を表明した(5/23アルサバーハ)。
エジプト関連では、同国政府が23日、2人のパレスチナ人が、シナイ半島での爆破事件に関与したエジプトのテロ組織に対し資金供与と訓練を行っていたと発表した(5/23イェデオト・アハロノト)。
アフガニスタン関連では、この4年間で最悪の治安情勢の中、カルザイ大統領は23日にはUAEを訪問し建設支援を要請、また25日にはイランを訪問する予定である(5/23アルジャジーラ)。
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by cigvi | 2006-05-24 00:08 | <こぼれ話>

5月23日の注目ヘッドライン-電子版より

●5月23日付アルジャジーラ「国連:スーダン政府がダルフール支援を妨害」:  ダルフール情勢に関するアナン国連事務総長の報告(アフリカ連合(AU)と国連が共同で作成)が、22日に出された。それによると、ダルフール地域では戦闘が続いており一般市民が被害を受け続けている。また、スーダン政府は燃料、食糧、救助物資などがダルフールに届けられるのを妨害しており、国際人権法が犯されていると報告されている。5月5日の同国政府と最大反体制派組織の停戦合意後も衝突は続いており、最近ではダルフール南部で戦闘が散発している。
●5月23日付ハーレツ「イスラエルが指名手配中のハマス指導者を拘束」:  イスラエル治安部隊は23日早朝、1998年より8年間、指名手配し続けていたハマスのラマラ地区の軍事部門司令官シェイク・イブラヒム・ハメドを、ラマラ近郊で拘束した。イスラエル市民と兵士78人を殺害したとされる。
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by cigvi | 2006-05-24 00:04 | 注目ヘッドライン

5月22日のこぼれ話

 中東和平問題では、22日、パレスチナ議会のガザ市支所の近くでパレスチナ治安部隊とハマス支持者の間で銃撃戦となり、負傷者が出た。また、同日早朝にもファタハとハマス間の銃撃戦で死者1人が出ている(5/22アルジャジーラ)。一方、イスラエルのオルメルト首相が22日にワシントンに到着した。なお、同首相はCNNとのインタビューで、イランは今後数ヶ月で核兵器の技術的ノウハウを入手する可能性があると述べた(5/22イェデオト・アハロノト)。イスラエルの外交官グループがイランのアハマデネジャド大統領を人権侵害(イスラエルの存在権やホロコーストに関する発言など)で、ハーグの国際司法裁判所への告訴を計画していると表明した(5/22イェデオト・アハロノト)。
 イラン関連では、ニューヨーク・タイムズが報じたところでは、米国が欧州の主要4銀行(UBS、クレディ・スイス、ABNアムロ、HSBC)に対し、イランの銀行との取引を控えるよう圧力をかけている(5/22エルサレム・ポスト)。
 イラク関連では、ブレア英首相が22日、バグダードを訪問し、マリキ首相と会談、イラクの新たなスタートだと述べた(5/22アルジャジーラ)。また、マリキ首相は、サマワとアマラは6月に、イラク人部隊に治安権限が移譲されることになっており、今年末までにはバグダードと多分アンバル州以外が移譲されるだろうと述べた(5/22アルジャジーラ)。ハリルザド米大使が22日、イラクに国民統一政府が樹立したことで、予定していた米国とイランとの直接対話の道が開けたと述べた(5/22シャルクル・アウサト)。解散させられたバアス党が、イラクのいくつかの地域で再結成を試みているという(5/22アルサバーハ)。ジバリ外相とイランの駐イラク大使が、近くテヘランで開催されるイラク近隣諸国外相会議の重要性を訴えた(5/22アルサバーハ)。イラク軍司令官によると、イラクの国境警備は装備不足で十分な役割を果たせていないという(5/21アッザマン)。
 GCC関連では、サウジアラビアのアブドラ国王が21日、ロシアのラブロフ外相とリヤドで会合を持ち、イランの核問題や、イラクや中東和平の状況などについて協議した。
エジプト関連では、シャルム・エル・シェイクでのエコノミック・フォーラムに参加しているゼーリック米国務副長官が、でも参加者に対するエジプトの強圧的な対応は間違いだと非難した(5/22ガルフ・タイムズ)。
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by cigvi | 2006-05-23 00:07 | <こぼれ話>