複眼で見る中東報道


中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
by cigvi
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2007年1月24-27日に拾ったこぼれ話

また、長期にお休みし、すみませんでした。

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<中東和平関連>
・スペインのモラティノス外相は27日、マドリードでパレスチナの中東和平交渉責任者エラカット氏との会談後、スペインは700万ユーロをアッバス大統領の事務所に拠出すると発表した(1/27イェデオト・アハロノト)。
・ガザ地区にあるアルアラビーヤ・テレビ(サウジアラビアが所有していると広くみなされている)の事務所で22日夕刻に爆発が起きた。犠牲者は出なかった。同テレビは、ハニヤ首相は神を冒涜したと報じたことで、脅しを受けていた(1/23ハーレツ)。
・覆面をした約40人のパレスチナ人が23日、ガザ地区の閑散としたリゾート地で爆弾などを使い破壊行為を行った。目撃者によると、彼らは自らをアルカイダに所属していると語り、ファタハのダーランが所有している場所をすべて破壊し、ダーランを爆殺すると述べていた。ダーランに近い筋は、同氏はこのリゾート地に何の利害関係も持っていないと述べた(1/23ハーレツ)。

<アラビア半島関連>
・サウジアラビアのアブドゥラ国王は、27日付クウェイト紙Al Siyassahとのインタビューで、スンニー派からシーア派への改修の試みは機能しない、シーア派の拡大を認識しているが、スンニー派は常にイスラム世界の多数派であり続ける旨述べた。(ガルフ・ニュースは、)同国王のコメントは、アラブのメディアが、イランは政治力を伸長させるためにスンニー派アラブ諸国の中でシーア派を拡大させようと試みていると報じたことを受けてのものと思われる、と報じた(1/27ガルフ・ニュース)。
・サウジアラビアのナイミ石油鉱物資源相は25日、北京で国家発展改革委員会の馬凱主任と会談し、石油部門での両国間の協力強化について協議した。同相によると、中国のサウジアラビアからの石油輸入量は47万B/Dで(2005年から7%増、中国の石油輸入需要の16%以上を占める)、今後も伸びが予想されると述べた。両国間の2006年の貿易量は200億ドルに達した(1/26アラブ・ニュース)。
・サウジアラビアのアブドゥラ国王は22日、毎週の定例の閣議で、新年(1月20日から開始)に当り平和と安全がイスラム世界に広がることを望むと述べ、イスラム諸国は、各国国民の進歩と幸福を達成するため、およびイスラムの崇高な教えからの逸脱を避けるために、改革、発展建設的な対話を継続することを望むと語った。また、戦争、大災害、内部紛争の結果イスラム世界の一部で、人々が被っている災難を残念に思うと述べるとともに、イスラムの特徴は慈悲と寛容であると語った(1/23アラブ・ニュース)。
・イエメンのアデン湾の沿岸警備責任者は25日、ソマリアとエチオピアからの236人の不法移民を拘束したと述べた(1/26ガルフ・ニュース)。
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by cigvi | 2007-01-28 21:44 | <こぼれ話>

2007年1月5-8日に拾ったこぼれ話(2)

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<イラク関連>
・ムクタダ・サドル氏の支援者が語ったところによると、同氏は7日、大アヤトラのシスターニ師にナジャフの同師の住居で会談を持った(1/8ガルフ・ニュース)。
・イラク国防省の報道官は7日、同省は米国防総省から兵員輸送装甲車4000台、軍用ジープ1800台、武装ヘリ16機を受け取ることになっており、早ければこの3月にも到着する、と述べた(1/7ボイス・オブ・イラク)。
・1ヶ月前にイラクでの米軍の第2番目の地位についたLieutenant General Raymond Odiemo氏は7日、記者たちに対し、イラクでの米国の目的が達成されるには2、3年かかるかもしれないが、徐々に自立しているイラク政府への1年以内の治安権限委譲が可能かもしれない、と述べた(1/7ハリージュ・タイムズ)。
・週末(6-7日)、ロンドンでイラクの石油に関する会合が開かれた。同会合で、Berham Salif副首相(クルド)が率いたイラク側代表団が、複数の大手石油会社などと協議を持った。7日付英紙インデペンデントに掲載された法案によると、1971年に国営化された油田開発は30年の契約によって、民間会社に移転される。BP、シェル、エクソンモービルなどが含まれるという(1/8トルコ・デイリー・ニュース)。
・BBCは4日夜のニュースナイトで、匿名のイギリスの官僚が、12月21日に米軍がバグダードのSCIRIの建物を急襲し拘束した5人のイラン人は様々なイラン情報機関に所属する高官たちであったと述べた、と報じた。同官僚は、その建物で非常に重要な会議が開かれていたと語った(1/5シャルクルアウサト)。

<イラン関連>
・報道によると、副国会議長で著名な保守派国会議員のMohamed Reza Bahonar氏は7日、政府の経済政策によって住宅などのインフレがコントロールのつかない状況になっている、と述べた。専門化によると、ここ2、3ヶ月で住宅の値段は25%高騰している(1/8ガルフ・タイムズ)。
・イランの国会の改革派グループの報道官Noureddin Pirmoazzen氏は6日、ロイター通信に対し、アハマディネジャド政権の最初の18ヶ月間で2つの対イラン国連決議が出されたことは、外務省がイランの国益を守る能力がないことを示している、と語った。また、次の60日間でこの危機が解決できなければ、モッタキ外相を弾劾する他ないだろうと述べた(閣僚の弾劾には10人の議院の署名が必要、改革派は43人。なお大統領の弾劾には72人が必要)(1/6ハリージュ・タイムズ)。
・イラン学生通信が5日、イラン国営航空会社のRuhollah Rezai Niaraki社長が、米国は同社の6機のエアバス機の修理に合意した(米国製のジェネラル・エレクトリック社のエンジンを積んでいる)と述べた、と報じた。同社長は、それらが近いうちに第三国(おそらく欧州)に送られる予定だと語った(1/5ハリージュ・タイムズ)。

<アラビア半島関連>
・サウジ国営通信が報じたところによると、サウジアラビアのスルタン皇太子(副首相兼国防・航空相)は6日、同国はイギリスから戦闘機72機を購入計画だと公表した。同皇太子は引渡しはタイムテーブルにそって早急に行われる、と述べた(1/7アラブ・ニュース)。

<北アフリカ関連>
・ムバラク大統領の報道官は4日、同大統領とエチオピアのSeyoum Mesfin外相との会談後、同大統領はエチオピアのソマリアへの介入の理由に理解を示した、と記者会見で語った。また、ムバラク大統領は、ソマリアでのアフリカ平和維持軍の展開を支援すると述べたと付け加えた(1/5エジプシャン・ガゼット)。
・アラブの主要なメディアはエジプトのムバラク大統領がシャルムエルシェイクでのオルメルト・イスラエル首相との会談で、エジプトの核兵器開発の意向がある旨述べたことについて報じた(5日付シャルクルアウサト紙、アンナハル紙、4日付アルアハラム紙など)(1/5イェデオト・アハロノト)。
・モロッコ政府は4日、同国治安部隊が同国でイラクでの戦闘員をリクルートしているアルカイダ、アルジェリアのSalafist Group for Preaching and Combat(GSPC)などを含むイスラム過激派グループを崩壊させ、62人を逮捕したとの声明を出した(1/5ガルフ・タイムズ)。

<その他>
・タリバンのオマル指導者は、ロイターの質問状に対し3日遅くにe-mailで回答を寄せた。それによると、同指導者は米軍が2001年にタリバンをアフガンから追放して以降、ビンラディンやその同士らとは会っていないし、会う努力もしてこなかったと述べた(1/4シャルクルアウサト)。
・アフガニスタンのカルザイ大統領は4日、カブールでのShaukat Azizパキスタン首相との会談後、両国関係はこれまでよりも低い地点にある、両国の国境に地雷を埋めフェンスをつくるというパキスタンの提案ではタリバン支援者の攻撃をとめることはできない、と述べた(1/5アルジャジーラ)。
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by cigvi | 2007-01-10 22:26 | <こぼれ話>

2007年1月5-8日に拾ったこぼれ話(1)

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<中東和平関連>
・エジプトの関税当局者が6日アルアハラム紙に語ったところによると、パレスチナ自治政府のハニヤ首相がガザ地区に2000万ドルを持ち込むのをエジプトが許可した。同当局者によると、ハニヤ首相はエジプトの法律に従って行動し、資金の所持を名言したと言う。しかし、ラファ検問所にいるEU高官は、イスラエル・ラジオで、ハニヤ首相が4日に検問所に到着時、エジプト当局者たちは、同首相は外国の資金を持っていないと報告したと語った。また、同ラジオは、パレスチナ治安当局者は5日、ハマス高官Nizar Rayan氏も600万ドルをガザ地区に持って入ったことを確認したと報じた(1/6ハーレツ)。

<その他の東地中海関連>
・イスラエルの治安当局者がAFPに8日語ったところによると、同国は(敵の)長距離作戦と(敵が)発射した弾道ミサイルを破壊するため使用する、世界最大の無人飛行機(Eitan)を開発している。Eitanはボーイング737旅客機と同じくらいの大きさだという(1/8ハリージュ・タイムズ)。
・レバノンの閣議は4日、レバノン戦争で疲弊した経済活性化のためのParisIII国際支援会議(25日~)で外国の経済支援を引き出すために、シニオラ首相が作成した大規模な経済改革計画を承認した。5ヵ年改革計画は電話および電力の民営化計画や社会、財政改革などを含んでいる。同閣議では、治安組織のここ数ヶ月の特別任務へのボーナス支払いなども決定した(1/5デイリー・スター)。
・サウジアラビアおよびヒズボラは4日、12月にアブドゥッラー・サウジ国王とヒズボラの代表者とが会談を持ったことを公表した(1/5デイリー・スター)。
・米国は4日、大量破壊兵器の増殖を支援しているとして3つのシリア政府関係団体の米国資産の凍結に動いた。米財務省が、the Syrian Higher Institute of Apploed Science and Tschnology、the Electronics Institute、the National Standards and Calibration Laboratoryを名指しした。これにより、これらの組織に対して米国人が資金移転をすることが禁じられる。また、同省報道官は、外国の金融機関も自主的にこの3機関との関係を絶つよう期待すると述べた(1/5ハーレツ)。
・ヨルダンの検察は7日、同国内で米国人の殺害を計画していた廉で2名の男性(1名はヨルダン人、もう1名はクウェイト出身)を起訴した。2名は、ヨルダンで米国人を攻撃することでムスリムに対する米国の政策への復讐を行うために計画したと告白した(1/8ヨルダン・タイムズ)。
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by cigvi | 2007-01-10 00:21 | <こぼれ話>

2007年1月1-4日に拾ったこぼれ話

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<東地中海関連>
・イスラエルの国会(クネセト)は3日遅く、2007年度の国家予算(2945億NIS)を可決した。賛成63、反対31、欠席6(1/4ハーレツ)。
・the Dahaf Institute for the Knesset Channelが実施した世論調査(420人が回答)によると、イスラエル人の77%は首相としてのオルメルト氏の実績に不満足であることが分かった。同首相の指導者としての技量については、69%が良くないと答えた。オルメルト首相が何をすれば評価を上げるかとの問には、45%がペレス国防相の更迭、と回答した(51%は同国防相を更迭しても評価は変わらないと回答)。レバノン戦争(2006年夏のイスラエル・ヒズボラ紛争)については、80%が開戦の決断をする前に適切に全ての検討が為されたとはいえないと回答したが、56%が戦争は正当なものだったと答えた(1/3イェデオト・アハロノト)。
・テルアビブ大学の中東戦略研究所が出した「The Middle East Strategic Balance 2005-2006 survey」は、昨年の間に中東地域の安全性と安定性への脅威が増大した、その要因は、パレスチナ問題の進展の欠如、国際テロとイスラム過激派との戦いでの成果のなさ、米国によるイラク安定化の失敗などだ、としている。また、レバノン戦争はイスラエルの戦略的問題と不安定性を表面化させ、イスラエルの意思決定における国防軍の脆弱性を暴露した、と述べている(1/2イェデオト・アハロノト)。
・Al-Akhbar紙とロイターが3日付で報じたところによると、サウジアラビアのアブドゥッラー国王は先週、ヒズボラ高官とレバノンの政治危機について初めて協議を持った。高官筋がロイターに語ったところによると、ヒズボラ副指導者Sheikh Naim Qassem師と辞任した電力・水問題相Mohammad Fneish氏が12月26日にサウジが用意したジェット機で、国王とサウド外相との会談のため、ジェッダに向かったという(3日間の訪問)。同高官は、今回の会談は両者の関係にとって良いサインではあるが、明確な進展はなかったと述べた。また、Al-Akhbar紙は、サウジはナスラッラー師も先週メッカ巡礼に招待したと報じた。同高官は治安上の見地から回答を拒否した(1/4デイリー・スター)。
・シニオラ・レバノン首相がトルコ・デイリー・ニュースとのインタビューで語ったところによると、同首相は3日、同国を訪問したトルコのエルドアン首相に、イランおよびシリアにレバノンへの介入をやめるよう説得するための特別の支援を依頼した。エルドアン首相は記者団に対し、トルコは単独の仲介者にはならないが、地域関係国に依頼されれば行動もありえると述べた(1/4トルコ・デイリー・ニュース)。
<イラク関連>
・イラクの有力なTamin部族(シリアやヨルダンにも広がりを持つ)の部族長Sheikh Hamed Mohammed Suhail氏(享年75歳)の葬儀で、遺体が略奪され、バグダードのビルの屋上から放り投げられた。同氏の甥(同部族の指導者)がAFPに語った。その甥によると、Mohammed Suhail氏はスンニー派であったが、Tamin部族の3分の2はシーア派であり、同氏はバグダードのコミュニティーの和解に努めてきた穏健な人物として知られていた。甥は、マフディー軍の仕業だと非難している(1/3ハリージュ・タイムズ)。

<アラビア半島関連>
・3日付Al-Watan紙が報じたところによると、サウジアラビア関税長官Saleh Al-Barak氏は、同国はイスラエルで作られた物品の輸入を許可してはいない、と述べた。この規則を破ったケースはこれまで限られた数しかない、また破ったのは輸入業者ではなく個人のみだと語った(1/4アラブ・ニュース)。

<その他>
・イラン国営ラジオが3日、報じたところによると、Kazem Vaziri Hamanehイラン石油相が、この冬の自国の需要の増加をまかなうため、トルコへの天然ガスの供給を停止したと述べた(1/4トルコ・デイリー・ニュース)。
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by cigvi | 2007-01-04 23:38 | <こぼれ話>

12月25-31日に拾った「こぼれ話」(2)

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<イラン関連>
・イランのアハマディネジャド大統領はヴァチカンのベネディクト16世に対し、宗教間の一層の相互理解を呼びかけるメッセージを送った。このメッセージを届けるため、モッタキ外相が27日にヴァチカンを訪問した(12/27シャルクルアウサト)。
・イランのメディアが29日に報じたところによると、イランの司法相Jamal Jarimi Rad氏が28日夜、イラン西部のBrujerd市において交通事故で死去した(12/29ハリージュ・タイムズ)。

<アラビア半島関連>
・サウジアラビアのアブドゥッラー国王は23日より3日間、オマーンを訪問(国王に就任後初)。オマーンのカブース国王と24日、マスカットで会談を持ち、地域および国際社会の主要問題や、様々な分野での二国間協力強化の方法等について協議した。また、25日には、共同声明として、(1)イランの核開発に関する欧米とイラン間の膠着状態の平和的解決を求める、(2)イスラエルによるパレスチナの人々への攻撃の継続を非難、中東和平プロセスの活性化を求める、(3)イラクの状況悪化を懸念、全てのイラク人グループが国家のために協力するよう求める、(4)レバノン情勢を懸念、(5)ソマリアの各グループに対話を呼びかける、(6)スーダン政府と各グループに対話を呼びかけるなどを発表した(12/25および12/26アラブ・ニュース)。
・ドバイ関税当局は29日、同国経由でテロ攻撃に使用される可能性のある物資の輸出を阻止することに失敗している、との米国による非難を否定した。輸出管理担当米商務省次官補が12月14日、UAEを拠点とするMayrow General Tradingがイラクやアフガニスタンで使用されているIEDsの電気部品を入手してきた、と述べていた。これに対し、同関税当局はIEDsの部品は多岐にわたっており、モニターは困難だと述べた(12/30ガルフ・タイムズ)。

<北アフリカ関連>
・エジプトのムバラク大統領は26日、国民議会に対し、野党が大統領候補者を擁立しやすくするなど国民の主権を尊重するために憲法の中の34の条項を修正するよう求めた。また、宗教政党を公式に禁止することを提案した。今回の改革の概要の殆どは2005年の選挙キャンペーンで同大統領が公約したもの(12/26アルジャジーラ)。
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by cigvi | 2007-01-03 22:04 | <こぼれ話>

12月25-31日に拾った「こぼれ話」(1)

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<中東和平関連>
・パレスチナ自治政府のアッバス大統領の報道官は28日、ガザ地区における同大統領の治安部隊が最近、ハマスに対抗するためエジプト経由で武器を受け取ったとイスラエル治安筋が語ったとの報道を否定した(12/29アラブ・ニュース)。
・ヘブロン大学のthe Harry S. Truman Institute for the Advancement of Peaceとラマラのthe Palestinian Center for Policy and Survey Researchが実施(12月11-16日)したイスラエルとパレスチナの世論調査によると、イスラエル人の58%、パレスチナ人の81%が現在の紛争の包括的な解決を望んでいる(暫定合意を望むイスラエル人は30%、パレスチナ人は16%)。また、非武装のパレスチナ国家を支持するパレスチナ人は28%しかいない(イスラエル人の62%は支持)。パレスチナ人との和平合意達成に必要であればMarwan Barghouti氏を解放し同氏と交渉しても良いとするイスラエル人は43%(53%が反対)。歩み寄りに必要であれば、ハマスを含む統一政府との交渉を支持と答えたイスラエル人は66%、合意達成のためならハマス主導の政府との交渉も支持とするイスラエル人は54%であった(12/25イェデオト・アハロノト)。
・オルメルト首相は25日、カディマの国会議員との会合で、シリアとの和平交渉を再開したいとは思っているが、あくまでもシリアが反イスラエル武装グループへの支援を終わらせた後のことだ、と強調した(12/25ハリージュ・タイムズ)。

<その他の東地中海関連>
・イスラエルの中央統計局が28日に発表したところによると、イスラエルの2006年の人口は710万人で1.8%増加した。うち76%がユダヤ人で20%がアラブ人。増加した12万人のうち88%は自然増で、12%が移民によるものである(1990年代は増加人口の56%が移民によるものであった)。また、14歳以下の人口は28%。人口の91%以上が都市部に居住しており、28%はエルサレム、テルアビブ、ハイファなどの主要都市に住んでいる(12/29ハーレツ)。
・レバノンの28人の反シリア国会議員が27日、ラフード大統領は憲法違反をしているとして署名陳情書を国会事務総長に提出した。殺害されたジェマイエル産業相の議席のための補欠選挙を1月14日と定めたシニオラ政権の布告に関し、ラフード大統領は6人の閣僚が辞任した内閣は正当性がないとして署名を拒否したことは憲法違反だとしている。大統領を最高裁に引き出すには国会の3分の2の賛成が必要(反シリア派議員は128人中70人)(12/28シャルクルアウサト)。

<イラク関連>
・フセイン元大統領が30日に処刑されたすぐ後に、ウェブサイトにイラクのバアス党のメッセージが投函された。その中で、イラク国人に対し、イラクにおける2つの敵である米国とイランを容赦なく攻撃しろと呼びかけた(12/30ハリージュ・タイムズ)。
・アルカイダのイラク支部は27日、ウェブサイトに声明を投函した。その内容は、「イラク・イスラム国家」はすべてのムスリムに資金、武器、人材などによりソマリアの兄弟たちを支援するよう呼びかける、というもの(12/27ハリージュ・タイムズ)。
・イラクのHamdiya Ahmad移住副大臣は28日ロイターに対し、11月に自宅を出て難民申請をしたイラク人は10万8000人以上だと述べた。また、2月22日のサマラでのシーア派の聖廟爆破事件以降、自宅を後にしたイラク人は43万2000人に上ると語った(12/28ハリージュ・タイムズ)。
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by cigvi | 2007-01-02 00:27 | <こぼれ話>