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3月15日付アルジャジーラ「サッダーム裁判はメディアを排除」を読んで:
3月15日、フセイン元大統領に初の被告人質問が行われた。フセインは、“イラク共和国大統領、国軍司令官”として宣誓し、今回の裁判を茶番だと談じた上で、イラク国民がお互いに殺しあうのではなく、米国人侵略者に抵抗せよとの主張を述べた。 本記事は、アブデルラフマン裁判長がメディア関係者に退場を命じるまでの、この裁判の様子を紹介している。同記事では、フセインがブラック・スーツを着用し、用意してきた原稿を見ながら演説したと報じている。そして、アブデルラフマン裁判長の「あなたは殺人で告訴されているのだから、政治的演説を中止しなさい」などの注意に対し、米国人占領者に指名された人物に私の演説を妨害する権利はないと言い返していたと伝えている。 3月11日、拘置所内で死亡した元ユーゴ大統領のミロシェビッチ(64歳)は、2001年、国際戦犯法廷に引き渡され、20の犯罪を対象に2001年より審理が行われていた。同法廷が安保理決議で設立されているのに対し、フセイン裁判は、イラク国内法によって同国高等法廷で審理を行っている。フセイン被告自身は、ドゥジャイル村の大虐殺関与を否定しているが、法廷には証言やビデオなどの証拠も数多く提出されている。同裁判について、イラク国民は遅れや、毎回繰り返されるフセインの演説に不満を感じているとの報道もある。しかし、イラクにおいて「法の統治」を確立する上での良い経験となっていることは確かのようだ。 ☆「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」のサイトもご参照いただければ幸いです
by cigvi
| 2006-03-16 22:45
| 国際政治
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