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4月8日付シャルクル・アウサト「イラクのシーア派指導者が内戦に抗するようにと警告」を読んで:
イラクでの利益集団の対立から、自爆テロ、殺人、誘拐等の事件が多発し、治安が悪化している。この犯行グループが特定できない犯罪の背後には、スンニー派対シーア派といった宗派間対立や、シーア派内でのムクタダ・サドル派とイラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)派の対立などがあるといわれている。 本記事では、バグダードのモスクで7日に起きた70人以上の死者を出した自爆テロ後、SCIRI指導者のハーキム師が行った演説について報じている。同演説は、サッダーム政権によって処刑されたバーキル・サドル師の追悼記念日に行われた。同師は「イラク国民は、ザルカウィー・グループが目指している派閥間の戦争への策略に陥ってはならない」と述べた。しかし、同師は、イラクの多数派であるシーア派がサッダームのスンニー派支配時代に被害をこうむった何十年間を思い起こさせるように、「(スンニー派の)武装勢力はイラクをサッダームの時代に戻したがっているのだ」とも述べた。 イラクの治安回復は、24万2000人の要員を有する軍や治安部隊の装備や能力向上に加え、外国人スンニー派イスラム過激派やイラン関係者のイラク国内での活動を防ぐ意味で、国境の警備が重要となる。最近、米軍がシリア国境地域で活動を強化した意図もここにある。それにしても、何故、イスラム教徒が同胞を殺害できるのだろうか。 ☆「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」のサイトもご参照いただければ幸いです。
by cigvi
| 2006-04-08 21:51
| 国際政治
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