複眼で見る中東報道


中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
by cigvi

5月18日のこぼれ話

 中東和平関連では、エラカト氏によると、アッバス議長とイスラエルのリブニ外相は21日にエジプトのシャルム・エル・シェイクでのせ会経済フォーラムに参加の折に、会談を持つ予定である(5/18イェデオト・アハロノト)。オルメルト首相が17日、フランスの外相と会談した際、アッバス議長と協議を持つつもりがある、ただしアッバス氏がテロと闘い続ける限り、と語った(5/17イェデオト・アハロノト)。ハマスの難民相がスウェーデン、フィンランドに続きドイツを訪問した(5/18イェデオト・アハロノト)。レバノン軍と親シリアのパレスチナ人武装勢力(ファタハ・インティファーダ、本拠はダマスカス)が17日、同国のシリア国境近くで衝突、数人の負傷者が出た(5/18デイリー・スター)。
 シリア関連で、同国政府は17日、6人の政治および人権活動家を逮捕、人権団体によると14日以来すでに9人が逮捕されている(5/17アルジャジーラ)。
 イラン関連では、モッタキ外相がヨルダンを訪問。17日、アブドラ国王、ハティーブ外相等と会談を持った。ハティーブ外相は共同記者会見で、ヨルダンは基本的には、全ての国に平和目的での核技術の獲得の権利があることを支持する、核開発に関する欧米との緊張を外交的に解決するよう求めた(5/18ヨルダン・タイムズ)。また、同日、ヨルダンを訪問したGCCのアティーヤ事務局長とアブドラ・ヨルダン国王は、イランの核問題が外交的手段で解決されることを期待する旨表明した(5/18ヨルダン・タイムズ)。在京イラン大使は、記者会見で、日本にイランの核開発問題で制裁を課す方に参加しないよう求め、制裁に賛成すれば日本が不利益を被ることになると述べた(5/17イラン・デイリー)。
数日内にオマーンの外相がGCC特使としてテヘランを訪問し、核兵器を持たず、国際社会と平和的な解決に努めるよう要請する予定(5/18タイムズ・オブ・オマーン)。
 イラク関連では、18日、バクバでスンニー派アラブの聖廟が爆破された。早朝、仕掛け爆弾が爆発、犠牲者はいなかった。同地域では14日に、6つのシーア派の聖廟が仕掛け爆弾で大きく破壊された(5/18シャルクル・アウサト)。来日したアナン国連事務総長が小泉首相と会談、イラクでの国連の必要物資の輸送への支援は可能かとの同事務総長の問いかけに、小泉首相は前向きに検討すると答えた(5/18ヨルダン・タイムズ)。イギリスのブラウン新国防相が18日、バスラを訪問した(5/18アルジャジーラ)。
 クウェイト関連では、3人の国会議員が17日、選挙改正法案について首相に対する質問状を提出した(5/18クウェイト・タイムズ)。
 エジプト関連では、18日、改革を求める2人の判事の尋問が行われている中、展開していた治安部隊が多数の改革派の抗議者たちを拘束した(5/18ミドル・イースト・タイムズ)。
 スーダン関連では、人民国民会議(PNC)のハッサン・トラービー指導者は17日、現在協議されている和平合意は正当性がないとし、現政権の打倒を国民に呼びかけた(5/18シャルクル・アウサト)。
 アフガニスタン関連では、カナダ下院が17日、アフガンへの軍派遣の2年延長(2009年2月まで)を僅差で可決した。現在カンダハル周辺に約2300人を展開している(5/18アルジャジーラ)。18日、南部において掃討作戦や、武装勢力の襲撃などでタリバン側、有志連合側(カナダ兵、アフガン警察)あわせて多数の死傷者が出た
[PR]

by cigvi | 2006-05-19 12:22 | <こぼれ話>
<< 5月19-20日の注目ヘッドラ... 5月18日の注目ヘッドライン >>