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複眼で見る中東報道


中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
by cigvi

2007年4月11-14日に拾ったこぼれ話(1)

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<北アフリカ関連>
●モロッコのカサブランカの米領事館と米文化センター近くで14日、2つの自爆テロが起きた。被害者は出なかった模様。その後、警官が同事件の関係容疑者3人(うち一人は爆弾ベルトを着用といわれている)を拘束した。
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/3F0ED66D-86F0-4A18-8BCF-884D38F51B8F.htm●リビアの副外務大臣Ali Abdel Salam Triki氏は13日、ダルフール問題に関する国際会議を、リビア主催で4月28日に実施する旨述べた。米国、イギリス、スーダン、チャド、エリトリア、アフリカ連合、EUからの代表者が参加する予定(参加者のレベルは不明)。(4/14アルジャジーラ)
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/312EB1E0-A26E-483D-AC97-8934BBB9243D.htm ●エジプトのムスリム同胞団のメンバーが12日、カイロの北180kmのBehiraにあるメンバーのアパートで会合を持っていたところを、エジプト警察に拘束された。同組織のウェブサイトで明らかになった。先の憲法修正の国民投票後、初の拘束。(4/13アルジャジーラ)
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/57A504BD-2D9C-49F1-8522-5122972AC714.htm 

<トルコ関連>
●世俗主義を擁護しようとする数十万のトルコの人々が14日、イスラム的な思想を持つエルドアン首相(もしくは同首相に近い人物)が大統領選挙に立候補することに反対し、デモを行った。デモ参加者は「大統領がイマームであることを望まない」などのスローガンを叫んでいた。前日の13日、セゼル大統領は、トルコの世俗制度は1923年の共和国樹立以来もとも深刻な危機にあると述べ、公正発展当政権を暗に非難した。(4/14トルコ・デイリー・ニュース)
http://www.turkishdailynews.com.tr/article.php?enewsid=70698 
●クルド自治区議会のアドナン・アルムフティー報道官は13日、アルビルで、トルコのブユクアヌト参謀総長の脅かしの発言は、危機を拡大させるものであると述べた。(4/13アルジャジーラ)
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/6AAAC594-A062-4AC1-BBC4-A14AB89640CB.htm 
●トルコのブユクアヌト参謀総長は12日、記者会見で、政治判断のもとでと前置きしながら、4500人ほどのPKKメンバーが拠点を置いている北イラクへの越境軍事行動が必要かつ有益だと強調した。また、同記者会見の演説の最後に、同参謀総長は大統領選挙について触れ、「次期大統領は、言葉だけでなく、世俗主義を含む公の価値観に基づいて行動する人物であることを望む」と述べた。(4/13トルコ・デイリー・ニュース)
http://www.turkishdailynews.com.tr/article.php?enewsid=70637 

by cigvi | 2007-04-14 22:32 | <こぼれ話>
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