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複眼で見る中東報道


中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
by cigvi

2007年7月22日-26日に拾ったこぼれ話(4)

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<イラク関連>
●25日付ニューヨーク・タイムズ紙が報じたところによると、匿名の米政府高官が、ブッシュ米大統領とイラクのマリキ首相は2週間に1度、テレビ映像を通じて会話をしていると語った。話しの内容はリーダーシップや民主主義、軍の展開や双方の国内問題などであり、神への信仰に関する話題もあると報じられている。(7/25シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?setion=1&id=9682
●イラクの国民調和戦線(スンニー派の議会最大勢力)の報道官は、閣議ボイコットを延長すると述べ、マリキ首相が彼らの要求を受け入れるまでに1週間の猶予を与えると述べた。同戦線は、イラク政府にシーア派の民兵をもっと抑えるよう要求している。(7/25アルジャジーラ)
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/EBB0ADAA-7296-4DE9-9193-EBC2CFE7B7D5.htm
●ダマスカスで23日に開かれる予定であったイラクの反体制グループの大規模な会合が、シリア側の要請でキャンセルとなった。数百人の反体制派代表団にはバアス党メンバーや反米部族指導者なども含まれており、米軍のイラク駐留に反対する組織の共同計画を策定するために集合していた。(7/24ガルフ・ニュース)
http://www.gulf-news.com/region/Syria/10141369.html
●イラク・イスラム最高評議会(SIIC)のアブドゥル・アジス・ハーキム師は24日朝、テヘランでの治療からバグダードに戻った。イラクのAdel Abdul-Mahdi副大統領はじめ数人の閣僚や政府関係者、多数の市民が空港で同師を出迎えた。(7/24ボイス・オブ・イラク)
http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=51111&NrIssue=2&NrSection=1
●ナジャフの治安筋によると、大アヤトラのシスターニ師の側近のシェイク・アブドゥラ・ファラク師殺害容疑者数人(うち1人は同師の護衛)が23日に逮捕された。シスターニ師の事務所が21日、シェイク・ファラク師が同師の事務所で殺害されたと発表していた。(7/24ボイス・オブ・イラク)
http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=51024&NrIssue=2&NrSection=1
●米軍報道官のマーク・フォックス氏は22日、記者会見で、米軍はマフディー軍をテロ組織と感じてはいない、彼らの多くは市民に尽くすために真っ当に働いている、そして何人かの過激主義者が秘密のセルの中で活動し市民を殺害している旨、語った。また、駐イラク米軍はイラン革命防衛隊のために働いている戦闘員2人を拘束した、彼らはイランとの国境を通してイラクに武器を密輸しており、中国製ロケット弾も含まれている旨述べた。(7/22ボイス・オブ・イラク)http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=50986&NrIssue=2&NrSection=1

by cigvi | 2007-07-29 15:12 | <こぼれ話>
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