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複眼で見る中東報道


中東地域の報道を通し、国際社会の現状を複眼的に考えよう(地球村研究所)。研究所所長の 「水口章:国際・社会の未来へのまなざし」(http://blogs.yahoo.co.jp/cigvi2006)もご参照ください。
by cigvi

2007年11月5日に拾ったこぼれ話

*日本のマスメディアであまり取り上げられなかったニュース(英語・電子版)を中心に拾っています。

<中東和平関連>
●レバノンのAl-Akhbar紙(親ヒズボラ)が5日付で報じたところによると、ヒズボラ指導者のナスラッラー師自身が指揮をとった過去最大の軍事訓練がイスラエルとの国境付近(リタニ川の南)において、この3日間実施されたという。同紙によれば、訓練は美機を使用することなく特別な警戒態勢の下で行われた。その数日前にはイスラエル軍がレバノン国境近くで軍事訓練を実施していた。(11/5シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=10777 

<イラク関連>
●イラク赤新月社が5日に出した報告によると、イラク国内避難民は229万9425人に上り(83%以上が女性と子供)、2007年年始より急激に増えている。(11/5シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=10780 

<アラビア半島関連>
●リヤドで4日、第26回GCC内相会議が開催され、終了後、イラクの治安状況への懸念、およびイラクの統一、主権、独立性と、アラブ・イスラムとしてのアイデンティティを維持することを尊重するとの声明を出した。(11/5ボイス・オブ・イラク)
http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=59468&NrIssue=2&NrSection=1&ALStart=40
●イエメンの治安および石油関係高官が語ったところによると、同国の部族関係者が5日、紅海輸出施設につながっている東部Marib州のパイプラインを爆破したが、輸出作業への影響はなかった。初期捜査では、同爆破はイスラム武装過激派との関係は見受けられないという。また、犠牲者も出ていない。イエメンの原油産出量はおよそ33万B/D、輸出量早く20万B/D。(11/5シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=10779

by cigvi | 2007-11-11 21:35 | <こぼれ話>
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